045 to 105 - ROCK と BASS GUITAR の BLOG -

所有楽器を中心に<エレクトリック・ベース>に関するあれこれ、
CD、DVDやLIVEなど<ROCK (70's Punk/New Waveから現在まで)>に関するあれこれ、などを。
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# スズキさんのお手入れ。
 
うん。やっぱり気に入っています。スズキさん。(この呼び名でいくのか)

BW7


BW3

爆音は出していないので、「音の密度」に関してどうこうはわかりませんが、やっぱりこの音が好きです。歪んでいる、んじゃなくて柔らかく滲んでいる、感じ。少しトーンを絞ってピックで弾く感じがとてもイイ。逆にギブソン系に近いのかしらん。この音は古いフェンダーでも出せない、のです。(多分)

さて、そんなスズキさんにちょっと手を入れてみました。
まず外見的な部分で、コントロール系のノブはJB仕様で、コレは全然アリだったのですが、PUの表面も金属系でしたので、それに合わせてPB仕様にしてみたらどうかと。

BW13

あぁ、なんかちょっとビザール感というか、近未来レトロ感?が増しますね(笑)。
当面コレでいきましょう!トップに「V」とか「T」とかの文字が入ったハット系もいいかもしれませんね。今度アキバに行く機会があったらまた千石商会に寄ってみようかな。

続いてちょっと安っぽい感じのブリッジ部分を交換してみようかと。こちらはスチール製のようです。

BW14

以前FreedomCGRのPBtypeに装着していました「チタン・ブリッジ」が余っています。Freedomもそうでしたが、自分的には本体自体が軽量な楽器、ネックやボディ全体で鳴らすような楽器との相性はよいのではないかと思っています。(自分の中ではバダスと対照的)

ちなみにブリッジを外すとこんな感じで、

BW15

アース線のための穴の部分はいかにも「ささくれてます!」という感じ。(苦笑)
でもこのボディ、継ぎ目が見当たらなくて、どうも1ピース風なんですよねぇ...。

で、こんな感じになります。

BW16

イイと思います!

そして画像からもお分かり?の通り、サドル部分は弦によってはほとんど下まで下がりきったような状態です。かつて「なんちゃってDECADE」でも経験しましたが、この状態ですとピック弾きで手刀ミュートする際に、飛び出た部分のイモネジに当たって右手が流血沙汰になる、と。
対処方法としては、あまりトラスロッドをいじりたくなかったので、今回もまた"崎陽軒シウマイ弁当"シム」をかまそうかと思ったのですが...

ですが...

実はブリッジを替えるときにもそのような兆候があったので注意すればよかったのですが、

ジョイント・プレート部のネジ山を1箇所完全にナメてしまいまして....(これはお手上げです)(泣)

いままでネックを外したことがなかったんでしょうか。ネジと木部の密着自体が非常に強固で、かつネジ類に関しては経年変化もあってでしょうか、かなり脆くなっておりました...。
よってネックは現状では取り外し不可(トホホ)。

ブリッジのプレート固定部に関しても入手時にすでにいくつかネジ山ナメ傾向がありましたので、ここは宿題ということで、ネックまわりの調整および大事な部分のネジ系は改めてメンテに出して全交換してもらおうかと思っております...。

でもって弦はおそらく出荷時にお店で張りかえていただいたと思しきダダリオが張ってありましたが、ここもいつものトマスティックに交換です。うん、相性はとても良い感じです!

BW17

先日の6弦同様、こちらもポストが細い&中央部分がテーパー状に凹んでいる、ということで非常に見当が付けづらい...次回からはキチンと長さを計って弦をカットする必要がありますな...。

ペグ自体は意外としっかりしていますのでこのままで。

BW11


ということで、今回のお手入れはここまで!

さてさて、もうこちらのスズキさんは自分の中では立派にスタメン入りです。
今更ですが、楽器というのはホントに好きずきですよねぇ。ちなみにコレ、よんまんえんでしたけれども充分満足していますし、そうなるとなんか手持ちの楽器の価値観がグチャグチャになりつつある今日このごろです。(悩)

【NIGO】のメンテがうまくいけば(63JB白)(フラーJB)そして実家待機の(ワーモスPB)あたりを手放してしまってもよいのではなどという思いがアタマをよぎっていますが...(その前に今年2連敗したオークション入手系をとっとと手放さねばなりませんが)はて。
「思うところあり」シリーズの続きはどうなりますやら、です。。。


| comments(0) | trackbacks(0) | 10:55 | category: Bass(その他) |
# ビザールでござーる。
 
はい。暑いですね。
特に夏らしいことをこれっぽっちもしていないのはもう例年の通りです。
日々地味に暮らしています。

楽器関係も特にネタもなく、更新が滞っておりました。

で、更新するということは新ネタということでありますので、さっさといきましょう。(笑)

タイトルから内容は推して知るべしでありますが。


BW2

BW4

「Bellwood Super swinger」(1970's?)

...まぁこれも一目惚れってヤツです。(苦笑)

「ビザール」という定義も難しいところで、ワタシの中のイメージとしては「60年代に乱立した今はなき国産メーカーが海外の花形楽器を模倣して製造したものの完コピまで至らず図らずも独自の解釈となってしまったところが逆に愛すべき個性となった残念なB級楽器群」?といったところでありますが、はてこちらの「Bellwood」というブランドはバイオリン・メーカーとして著名な「鈴木バイオリン社」が一時期製造していたギター/ベースという説と「菊地商会」によるブランド、という説と、はてコレがどちらのものかはよくわかりません。
(わかる人がみれば一発でわかるのでしょうけれども...)

お店いわく「70年代のモノ」ということですし、コレをビザールと言ってしまってよいのかよくわかりませんが...ただ、ひとついえることは。

「コレ、かなり好みです!」(笑)
いや、メイン機にしてもいいくらいですよー。(←あながち冗談でもない)

現物を見に行き、試奏させていただき、その場で持ち帰りました。この手の楽器の相場感というのも実はよくわかっておらず、オークションなどと較べると少々割高感があったのは否めなかったのですが、クリーニングが行き届いているのか、もとからあまり弾かれていない個体だったのか、70年代のモノとしてはかなり美品で程度の良い状態でした。ネックは少々反ってはいるようですが、許せる範疇。でもって音がまた好み!でしたのでためらう要素はナシ。(笑)

プレベの外観でいて2PU。PUは当時のELKのタイプに似ているということですが、流行だった、ということですかね。ですので音の傾向としてはJBなのですが、ネックがマホガニー(?ないしはそれに近い材?)でグリップ的にも厚手のものが奢られており、これが出音に大きな影響を与えていると推測します。ウチの楽器ではエピフォンのジャック・キャサディ・シグネイチャーがこのパターンですね。(←コチラはセットネックですが)

メイプルネックのスッキリ・歯切れのよい音に対し、より暖かみがあり、グッと沈むような音の滲みがあり、少々ドンくさい(爆/いずれも個人の印象です)マホガニーネックの音がワタシはとても好きでありまして!

BW8

(12フレのポジション・マークに萌え...)

BW10

マホっぽいんですけどねぇ...

ちなみにボディ材は木目上アルダー系?の様相を呈していますが、当時の国産ですからセンとかかもしれませんね。非常に軽い材です。おまけに塗装は薄手のラッカーっぽいんですよね。...なかなか謎が多いです。

なんにしても、かなり気に入っているのは確かです。
細かいパーツ系をグレードアップ&好みにカスタマイズしてみようかなー、とも。

(こうなるとまた何本か手放してもいいかもなー、などとも思ってしまいますが、そこは冷静に考えよう...)


いや、なかなか新鮮な驚きでした!(嬉)


(たぶんもう少しこのネタ引っ張る予定)


| comments(2) | trackbacks(0) | 14:35 | category: Bass(その他) |
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