更新サボりマクリスティでございました。
会社の部署的に来月が実質の年度末となるので商品は多いわセール施策は多いわで、アタマの中がこんがらがっております。Tangled Up in Blue というところでしょうか。(そんなにカッコいいものではない)
■さて、少々ネタは古くなりますが、新年一発目のライヴ観戦、「Matthew Sweet」を観にいってきました。比較的コンスタントに?新譜も出しているものの、自分の中では近年思い入れは薄くなっているアーティスト&ワタシが常々「ROCK系のライヴはココで観たくないなー」と公言してはばからない六本木系の会場での公演、ということだったのですが。
今回は行かねばならなかったのです!
今回の来日は「plays "GIRLFRIEND"」と銘打たれた、91年リリースの<90年代ギター・ポップを代表する名作アルバム>
「GIRLFRIEND」の再現公演ということではありませんか!あぁ「GIRLFRIEND」!一気に当時の(甘酸っぱくほろ苦い)思い出が蘇った「パブロフの犬」状態の40代は決してワタシだけではなかったことでしょう。アルバムに参加したRobert Qiune (Richard Hell,Lou Reed etc)/Richard Lloyd (TELEVISION)から放たれるFender single coilの鉄弦の艶かしい響きは今聴いてもワタシの中では最上級のギター・サウンドであることに変わりなく。初来日は93年の9月だったかと記憶しますが、なんと同じ月に「再結成・初来日」したワタシの永遠のアイドルw「TELEVISION」のライヴよりはるかにマシューの方が良かったという。(まぁテレビジョンがあまりにもヘタレだったんですがね.../苦笑) そんなことで、今回約20年ぶりの邂逅。もちろん既に他界したRobert Quineの姿も、Lloydの参加もありませんでしたが、ドラムはおなじみのRick Menck(Velvet Crush)ということで安心。(ベースもVelvet Crushの人だったようですね。EB-3のツボを押さえた堅実なプレイはこれまた良。)それにしても、なんのヒネリもなくアルバムの曲順通りの演奏(爆)。しかし冒頭「Divine Intervention」のイントロからマシューが歌いだした瞬時に「ああ、観れてよかった!(泣)」状態にワタシは陥っておりました。ただ演奏するだけ、のなんのショーアップ要素も愛想もないステージ、しかもマシューさんの体型は「アンタはローウェル・ジョージか、ミート・ローフかい?!」というお相撲さん状態(泣)に変貌(もともとそんな傾向はありましたけどね。進化というべきか。)しているという、まぁファンでもなんでもない人がみれば決してカッコいいモンではないステージだったかもしれませんが、まぁそんなことはいいわな。4ピースならではのシンプルで力強いバンド・サウンドは実に瑞々しくアルバムの世界観を再現していたのでした。アルバムのこともまだまだ書きたいことはあるが、長くなるのでこのへんで。とりあえず今回は素直に感謝しておきます。「ビル●ード・ライヴ」さん、ありがとう!(笑)
■そして先日は高円寺HIGHで、まさかの「
ラビッツ(宮沢正一)トリビュート・ライヴ」へ。(詳細は
この日のエントリを参照)さすがインディーズ界の(暗黒の)良心「いぬん堂」さん。トリビュート盤およびこの日の出演者(14日のみ観戦)には知らない(若い)バンドも含まれていましたが、まぁやはり割礼あたりは貫禄でしたな。「サイケデリック牛歩戦術」とも呼べる(←誰が呼んでるの)ラインベルト・デ・レーウのサティのカヴァーの如き失速寸前感?は健在。しかし、当たり前かもしらんが「ラビッツのファン」としては本人の出演しない「トリビュート・ライヴ」はラビッツ自体の曲があまり聴けなくてちょっと寂しかった。(基本各バンドCDに参加した1曲のみカヴァーしてあとは自分たちの曲。CDでは畏れ多くて誰も触れなかった?代表曲「バイバイ」含め2曲を愛あるカヴァーしたベテラン、SPEARMENはサスガであった。)せめて転換時のラビッツSEをもっと爆音ノリノリで流してくれればなぁ。翌日に出演の遠藤ミチロウ氏も久々に観たかったが、仕事あったので残念。
■残念といえば、そんな調子であまり楽器にかまってあげられていないのですが、先日ぽろりとジャズベなんぞ部屋で弾いていて、少し目を離して別部屋にいたスキに「...ブゥーン!!」という発振風ノイズが次第に大きく響き渡り。「えっ?!ハウリング?ボリューム絞ってなかったっけ?」と部屋に戻ると、B-15sヘッドのパワー管は真っ赤に燃え上がり。(←発火したワケではないです。)ノイズはますます大きくなり。慌てて電源を落とすも、その後再び電源が入ることはなく...。アクティヴ系のローEQを出し過ぎたりすると、負荷が強いのか同様にパワー管が真っ赤になってしまうことはありましたが、ここまでのトラブルは入手後初めて。以前メンテに出したときに「パワー管は少しくたびれてるから、何かあったら替え時ですね」と言われてましたが、ついにその時が来たようですね。トランスまで逝ってしまってないことを祈るばかり...(涙)。
■ということで本日は夕方から
AGかるだもんさんのカレー屋さんでプチ・ベースマン新年会?開催ですよ〜。あいにくの天気、都心はなんとか雪は大したことは無さそうですが、遠方から?お越しの方々はくれぐれもお気をつけて!
(...一般のお客さんは普段の土曜日だとどれくらいいらっしゃるのかしらん。ご迷惑になるかわかりませんが、話のタネに1本抱えていくつもりです〜/笑)
(涙)
【1/22 追記】 AGかるだもん さんのカレー屋さん「けらら」にて「プチ・ベースマン新年会」?無事終了いたしました。今回は自然発生的にメンツが集まったような感じとなりましたが、こちらのお店にも何度となく寄られている「
ソーマトモヒロ」さん。かるだもんさんと世代が近くお二人のブログでのやりとりがなんか端でみていても微笑ましい?「
Gio-xi」さん、そしてブログにもよくコメントを寄せていただく「
NATOTO TD」さんのお二人は「けらら・初参加」。そしてワタシはGio-xiさんとははじめましての初対面でありました。
お店は普通に営業日で、もちろん貸し切りというワケではなかったのですが、このあと深夜のステージ本番があるNAOTOさんはもちろんメイン機の66PBを、Gio-xiさんは「Sugi」とヤマハのPB(こちらはそのままかるだもんさんに修理依頼)、ワタシは話のタネに62PBを、かるだもんさんもご自宅よりサド5弦や自作PBをそれぞれ持ち込み、例によって
「ここは何屋さんですか?」状態に(爆)。本来休憩時間である時間からお邪魔してしまったのですが、その間に皆でいそいそと試奏大会w。NAOTOさんの66PBは以前拝見した時より大分見ため的にも日々使い込まれた貫禄がでてきたようです。で、軽く生音で弾かせていただきましたが、やはり鳴り方はウチの
ダフネ氏と近い感じがしました。明るさもあり元気でヌケのいい音、いわゆる「最高の普通」wというヤツですね。ボディの軽さも似ています。ネックのグリップ感は気持ちややNATOTOさんの66の方が(幅広&薄)な感じがしましたが...まぁ個体差という範疇でしょうか。ウチの62PBもみなさんに楽しんでいただけたようで何よりです。我が家の王様ですからー。
しかし、このメンツでなんとなく予想していましたが、「酒飲む人がいない」。Gio-xiさんとNAOTOさんはもともとあまり飲まない方々。ワタシもそれほどでもない&機材もあったのでバイクで行ったこともあり。ソーマさんは普通に飲まれるはずですが、回りに気を遣ってか、体調もあってか、結局誰もビール一口飲むことなく、「カレーとラッシーと水」のみで(笑)ワタシが合流してからでおよそ6時間...まったりと和やかな時間を過ごさせていただきました。
世代もそれぞれひとまわり以上違う3世代が集まりましたが、音楽とベースの話だけで充分楽しい...いいモンです。それもこんなブログをやっていてこそだな〜と改めて思ったのでした。
次は軽く飲みますね。(笑)
AGかるだもんさん、みなさん、ありがとうございました!