ということで、Kalamazoo KB-1に関しては撮った写真をアップしたいというだけの理由で続くとする(苦笑)。どうもすいません。
(↑多いよ...)●べーさんからコメントもいただいたように、ヘッド形状はコッポロにも似た「ムーミン」系(笑)。コッポロより少々スリムですが、動物系であることは間違いないですね。ペグの効きは少々心許ない&各ポストには上部に弦2巻き分ほどのテーパー状の溝?があり、巻弦は下まで巻かずにこの範囲に収めろってか。ちなみに弦の巻き方(巻き始め)もギブソン・スタイル。
●指板、フレットはキチンと手入れされとてもキレイな状態。ショップさんの良心を感じます(嬉)。そもそもギブソン(系)にラウンド張りという様式があるのか知りませんがw、こちらもいわばスラブ張り。結構厚手のローズ?が奢られています。ネック裏のラッカー塗装も良い感触。実際ネックはかなり鳴っていて、グッド・ヴァイブレーション!剛性についてはなんとも言えませんが、
「まぁとやかく言ってもねぇ。」(笑)。現状普通に弾く分には上出来。これが同年代の国産ビザールならおそらくこれでは済まないと思われます。ただ、ジョイント部には結構なシムをかましている風情で(写真でも浮いているのが判ります)、ショップさんの気苦労を感じます(涙)。結論としては我が家の楽器には珍しく
「弾き終わったら弦を緩めて保管ね」!●ボディ材はなんだか知りませんがw、EB(SG)同様ないしそれ以上の薄さ。(ミュージックマンと較べた写真は笑えます。)謎のキズ痕あり。 ボディ・エッジの丸みのある面取りがまたEB(SG)との印象を微妙に異なるものにしている要因ですね。あとはなんといってもエンドピン。「恋人や家族やペットの写真をコルクボードに留めるアレかい!」...いや見た目よりは丈夫そうですけど。
●以前70年代初頭のEB-3Lを所有していましたが、時期的にもモデル的にもEBとしては中途半端(失礼)な時期のモノだったかとも思います。60年代のEB-0は店頭で試奏したことがありますが、あまりの低音ボーボーさ加減、しかもどうやってもその音しか出ない!に「良いけど...こ、コレはワタシには手に負えない。」「ってか、歪ませてハードロックか、指弾きでレゲエか、以外に使える場面があるのか?!」と。(逆に、そうと決めたらこれ以上の楽器はないと思いましたが。)ショート・スケール極太セットネック、しかもマホガニー、それでもって最重要要因は「フロントにあのハムバッカー1発」ということだと思うのですが。こちらのKB-1にもそのハムバッカーが載っていますので、なにをかいわんや、というところはあるのですが、それでもデタッチャブルのメイプルネック、ほか「チープさを構成するもろもろ要因(?)」の所為もあってか、
「どうやらあそこまでのものではない。」(笑)こちらは音の「芯」となる部分は感じられます、が、やはりどうEQしてもその回りにまとわりつく「ボーボー」要因となる帯域が削れてくれることはないようです。本体にローカットSWでも付いてないと無理でしょうね...。まだ家弾きしかしていませんが、コレ大音量で試したらどんなことになるんでしょうか...。(怖)
さて、写真だけのハズが長くなりましたが、前回のエントリーを上げたあと、珍しくプロフィール欄のCONTACT経由で一通のメールが届きました。差出人はKatsu さんという男性より。以前より拙ブログをご覧いただいていたということなのですが(ありがとうございます!)なんと
「私も全く同じタイミングでKB-1を購入していました!」と。え?では渋谷H店のオリジナル66年の赤いアレの方を?!とすぐにピンときたのですが、「これも何かのご縁と思いメールしました。」と。で、「よろしかったら
私のブログにも遊びに来てください」とのことでいそいそとお邪魔しに行きますと...
あぁ、ここにもディープな世界が...(爆)。
「類は友を...」いや、只の道楽者であるワタシと違い、Katsuさんは現役のバンドマン。元々は「雷鳥派」の方のようですが、近年のオールド・フェンダー道への入れ込み方は尋常ではなく。そんな様子もブログの方に綴られています。で、その楽器倉庫はスゴイことに。。。ワタシもそうでしたが、おそらく拙ベースブログにお集りいただいている様々な方が「うっ!あの楽器店にあったあの楽器は結局ココにあるワケね?!」と唸るであろうこと間違いナシ(爆)。
その後もメールのやりとりをさせていただき、ご本人の了承もいただきましたので、ご紹介?させていただきました。しかしこのような方のブログを見てしまうと、ワタシもせっかく所有機材縮小中のおり、またヘンな火が点いてしまうなぁ〜と悩ましいのでありました。
「年内はもう買わない」「年内はもう買わない」
「年内はもう...」とりあえず年内は手持ち楽器のリペアを引き続きキチンとやろうと思っています!(好青年風に)