いやしかし。なんと暑いのかしら。
ですが、なんか今年はあまり夏っぽい夏ではなかったし(そう感じるのはワタシだけ?)、ビール飲料などもあまり売れなかったそうだから、もうちょい引っ張ってもらってもイイんじゃないかと。まぁ今来てる台風が過ぎ去ったら一気に秋なんでしょうね。ちなみに今年も「夏らしいこと」をほとんどしなかったワタシでありますが、結局「ノー・クーラー」でひと夏を越せました。電気代も安かった。ざまーみろ。(何が?)
さて、この3連休ですが、初日は見事に体調を崩し、原因不明の吐き気・下痢・発熱でダウン。仕事のストレス、というか緊張がここへきて出たのかと思います。年末年始といい、休みになると出るんですよね、こういうの。よく出来たカラダです(苦笑)。友人と呑みの約束をしていたのですが申し訳ないがキャンセル。翌日も半日寝て過ごしようやく復調したのでササッと実家に帰ってきました。
おっとその前に、リペアに出していました「WAL」ですが、見事復調!摺り合わせ、ほとんど分からない!セッティング良好!お見事!...なのでこの先また悩むこともあるかもしれませんが、やはりしばし手元に置いておくことにします。(←ソーマさんすいません)(てか絶妙のタイミングで近年WALといえば、のベーコレさんにPro-I出ましたし...これはでも比較的最近市場に出ていたヤツよね。そっか、相場こんな感じ?...ふむふむ。)「思うところあり」シリーズですが、スタメン機材放出に関してはもすこし長い目で考えます。実家のジャンク?シリーズは引き続き残りの処分を進めようと!
さて、実家にいたのもほんの数時間ではありますが、結局盆の帰省も慌ただしく、爆音試奏(自分の楽器だから試奏ではない...)ができなかったので、今回ちょっとだけ。
ですが、「鳴らし」たかったのは楽器というワケではなく。
「ampeg B-15N」だったのでした。
コレ、入手したのが思えば震災の直前でしたね...。
なので、なんかタイミングを逃してしまったのと、基本的に「実家置き」なので帰ったときしか鳴らせない、ということでこちらのブログでも紹介していませんでした。
こちら、配線などは若干手が入っているようで、管もオリジナルではないでしょうし、右側のトランスのカバーも欠品、ということなのかな?でお安く出ていたのをワタシは見逃しませんでした。やっぱり「ポータフレックス」状態のモノも欲しかったので...。
しかしこの辺の詳細なアンペグ情報(年代とモデルの遷移)は、やはり「ampeg本」買わないとわからないのかな。(いちいち英語のサイトをくまなくチェックするのも面倒で...)
何が違うかといえば、管の構成が違います。こちらの15Nは「5AR4」、「6L6GC」x2、「6SL7」x3 という構成。
15Sは「7027A」x2、「12DW7」、「12AU7」、「12AX7」x2 でしたので、全然違うんですかね。(ワタシ「管球王国」の住民ではありませんのでココはあまり追求しないでおきます...)
入力チャンネルはやはり2系統x[normal/bright]ですが、そこからの流れは(多分)チャンネル1も2も同じ。15Sのチャンネル1にあった「RESPONSE」モードはナシ。でチャンネル1,2ともに「ultra hi」「ultra lo」のon/offスイッチが。これはampegではおなじみの仕様ですね。
さて、音は!
その前に、ヘッド部を裏返した際にキャビの内部から...なんか「農場」の匂いがするんですよね。(農場...というか要は家畜の●●/爆)
一応吸音材が貼られているのですが、コイツが臭い、いや、くさい。古い楽器やケースや、アンプもろもろ所有しておりますが...この匂いは初めてだなぁ。クセになりそう...いやそうじゃなく。
さて、管の違いはさておき、こちらの「正調ポータフレックス」で鳴らしますと、やはり「箱鳴り」の要素がかなり大きいためか、15SをPJBやepifaniにつないだときのような「音が前面にバシっと張り付く」ような印象とは少々異なるようです。巷でよくいわれる「音の温かみ」という点ではPJB/epiの組み合わせでも充分感じられる(主観)と思うので、個人的には「ちょっと遅い?」と感じてしまう...かな。キャビ内部の写真を撮りませんでしたが、かなりの余白スペースがありますので、ここはさらに吸音材を追加投入してみたらどうかしら、などと思っています。
チャンネル1と2で音の差異は感じられず。そして「ultra hi」と「ultra lo」は...個人的には使わないかな...。これ、どっちかのチャンネルだけに装備してどっちかはスルーにすればまた音が変ったんじゃないかなー。(←15Sのチャンネル1と2のように。).....ん?!それイイかもしれませんな!いつものWさんのところで改造?してもらおうかな。ちなみに「ultra hi」を入れるとギャンギャンな感じ、ストラングラーズごっこやクリス・スクワイヤごっこ?には良いかもしらん。「ultra-lo」は「ウルトラ・ロー」というより「ハイ&ミッド・カット」という感じ?!たかだかこの出力では音がグッと「引っ込む」だけで、いくらレゲエの人でもその真価は発揮できない...のでは。イナカとはいえ、家で出せる音量ではそのありがたみはわからず、でした。
あと残念?だったのは、おそらくこっちが正しいのですが、ヘッドとスピーカーの接続がキャノン端子なんですね。ウチの15Sヘッドは改造されていたのか(そのおかげでフツーのキャビに接続できるワケですが)フォン端子なので、15Sヘッドを15Nキャビにつないで鳴らす、ということができておりません。これは変換プラグで済むハナシなら是非試して、両者(15Sと15N)の違いを直接較べてみたいところですね!
仕様はこちらと全くいっしょです。↓
(このコンプ感は録音機器のせいだと思われ...るのだが、はて。)
っつーかこの広告、ジャマ。↓