代官山unit の7th Anniversaryイベントに行ってきました。
お目当てはLIVE actの「FRICTION」と「WIRE」!
前売りチケをゲットする余裕もなかったので、当日サイトで情報を調べると....オールナイトのイベントだったのかぁ(泣)。年寄りにはちっとツライなぁと思いつつ、しかしここは気合いを入れて参戦。
ワタシはライブハウス育ちではありますが、いわゆる「クラブ」系の文化には弱い...普段はナイトクラビング(笑)もしませんし(そもそもあまり呑まないですし)、クラブ・ミュージック系の音楽もあまり...熱心には聴かないですねぇ。
しかし、会場に入ると。「オトナの夜遊び」はやはりイイ感じ。いろんな人がいるし、出演者にとっても自分のファン以外のお客さんの前でプレイするというのは刺激的なことだと思われます。イベントの趣旨がブレていないからお客さんもみなセンス良さげだしね。
で「FRICTION」。
ヤバシ。久々に観ましたが、あいかわらず強力。RECK+中村達也の2人体制になってまだ3回ほどしか観ていませんが、いままででいちばんよかった。多分大きすぎないステージの規模感も幸いして、2人の呼吸感がバシバシとこちら側まで。しかしたっつあんのドラムはホントにすごいなー。ワタシも前列で暴れまくりの踊りまくり。
ちなみにRECKはまたベースが新しくなっていて、なんとあの人のシグネイチャー・モデル。シルバーっぽかったけどラメではないようだった(爆)。いやーん、めちゃカッコ良い。どうしよう。(すぐ影響を受けてしまうワタシ...)
そしてその後の「クボタタケシ」のDJもとても良かった!ちょっと衝撃を受けました。<レゲエ/dub>をベースに<ハードコア>から<サルサ>から<美空ひばり>(!)etcetcを自在に操り、スカシてもいないし媚びてもいない、でも踊らせる。っつーかセンスの塊。唸りました踊りました。また聴きにいきたい。
「WIRE」の登場はam2:00を過ぎていたのでしょうか。「ロックじゃなければ何でもいい」の発言が伝説として一人歩きしている感もありますが(苦笑)、ポストロックを語るときには外せない重要なバンドのひとつですね。初来日は86年頃だったか、@今は無き芝浦インクスティック(懐)、前回の来日は2004年@クアトロ、いずれも目撃者となっているワタシはやはり今回のステージも見逃せないのでした。初来日はmuteレーベル期で、音楽的にもエレ・ポップ/インダストリアル?的な内容。前回来日時にリリースされた「SEND」は久々にパンク魂が炸裂した作品で、来日公演でもまさかの初期パンク時代のナンバーも多数演奏され。「SEND」以降の作品はまたサイケな彩りのヒネたポップ感溢るる作風となったので、はて今回のステージは?
脱退したブルース・ギルバート(G)の代わりにサポート?ギターが加わり、基本的にはギターアレンジのストレート?なバンドサウンドで攻める構成でした。個人的には近年の楽曲はもう少し多彩な仕掛けで聴きたかった気も少ししましたが...(シンセや同期入れてもいいと思うし。)初期の楽曲も演奏されましたが、個人的には3rd「154」あたりの曲が白眉でしたね。そして驚いたのは若いお客さんが大盛り上がりで反応していたこと。旧曲などもイントロから大歓声。(ワタシでも歌が始まるまで「この曲なんだったっけ」くらいの感じなのになー。1stなんておんなじような曲ばっかりだし。しかもCDとアレンジ違ってる曲もあったのに何で分かるんだろ。youtubeで予習したか?!)
なんかまたWIREが再評価されるような事柄があったのかー?
とはいえ、良い事です。かつてのニューウェーヴ親父の同窓会になるよりもずっと。本人たちはクールなキャラですが、きっと嬉しかったことでしょう。(しかし、今回この1時間ほどのステージのためにわざわざ来日したのか?!)
eyeちゃんのDJも聴きたかったが、疲れてしまったのでここで撤収。だが充分チケット代以上に楽しみました。楽しかった!
そして次回あたりはいよいよ新兵器(爆笑編)ネタなどを?