045 to 105 - ROCK と BASS GUITAR の BLOG -

所有楽器を中心に<エレクトリック・ベース>に関するあれこれ、
CD、DVDやLIVEなど<ROCK (70's Punk/New Waveから現在まで)>に関するあれこれ、などを。
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# フラットにフィット(その3)


昨日のghs「Precision Flatwound」弦に関するインプレですが、
「なんか、みなさんと違う印象だなぁ...まぁ人それぞれか...にしても..」
などと思いながらアップしたのですが、

なんのことはない、ちゃんと2,3弦もghsに張り替えてセットアップしたところ

ghs_01


緩かった1,4弦のテンション感がモリモリとUP!(爆)
強かった2,3弦のダダのテンションに合わせて引っ張られるのではなく、逆にその分ゲージの細いghs弦への負荷が軽くなっていた、ということなんでしょうか?確かに弦高は全体に少し上げましたが...よくわかりません。。。

なんにせよ、各弦に均一で強めのテンションがかかり、「やっぱこうですよねぇ。」 と。(苦笑) 間違っても「トマのラウンド」のテンションではありません。失礼いたしました!

ghs_02

裏通しにしたブリッジ部。3,4弦はほぼ直角状態で、もうこれが限界。でもオクターヴ的にはもう気持ち後ろに下げたい...のですが。

ということで、改めてキチンと弾きこんでみようと思いますが、全体の印象は良好です!3,4弦の「モコり」をかなり覚悟していたのですが、コレに関しては全弦をそろえた後でも大きく印象は変わりません。ゲージの関係もあると思いますが、全体にダダよりも落ち着いたトーンというところは変わらずですが、個人的には「モコる」とまでは感じませんでした。ローフレットでの音程感も良好。

ゲージですが、コレに関しては「〜095」で正解でした。(爆) もともとそんなに強いネックではないですし、こちらのPU「DARK STAR」がそもそもが「手に余るロー」(笑)発生器でありますので、上品なバランスを保ちつつも太い出音を確保してくれています。これが「〜105」だと暴れん坊サウンドに振れ過ぎてしまうかも。

しかしちょっと弾いただけで左手も右手もかなりの肉体労働感。
こいつの後にトマのラウンドを張った他のベースを弾くとちょっと拍子抜けします。(笑)

個人的に、フラット弦を張ったベースはひとりで弾いていても「大丈夫かなー」とか「コレいい音してるのかな」と思ってしまうこともあるのですが、バンドの中で(←コレができるに越したことはない)とか、CDに合わせて弾いてみると、とても魅力的な音色であると思います。

まあ若い頃はそんなこと思いもしませんでしたけどね!


BGM : 「A-GAS」 FRICTION ♪

| comments(8) | trackbacks(0) | 12:35 | category: ESP なんちゃってDecade |
# フラットにフィット(その2)


早速届きましたよ、ghs「Precision Flatwound」弦。

ghs_2

今回オーダーしたのはちょっと弱気に?「045-095」のライトゲージです。


先日余りモノのダダのフラットを(3/4だけ←苦笑) 張ったばかりではありますが、のESP(なんディケ) に張り直してみましょう。ちなみにこのダダのフラット、ゲージがいくつかはわかりません。それはいいとして? せっかくですからまずは比較のためのセッティングで試しましょう。

やむなくラウンドを張ったままだった1弦と、モコり具合チェックのために4弦を。まずはこの2本をghsに替えてみます。つまり、「1&4弦:ghs」「2&3弦:ダダ」 という構成です。(笑)

ghs_1

ghsの飾り糸は「紫」かぁ〜。なんか「エロ・シック」な装い。(笑) イイなぁー!

で比較しますと。

ライトゲージ、とりあえず4弦は予想したほどの(強い)テンションではなかったです。弦長が充分にあったので、ブリッジ部は裏通しにしてみたのですが。個人的印象としては普段使用しているトマのラウンド位のテンション感。4弦でもチョーキング・ビブラート楽勝!みたいな。落ち着いたトーンもトマ・ラウンド風味?「モコる」というよりは「落ち着いた」印象を受けました。 ダダでの「ブキッ!」の「キッ!」の部分がそれほど強く出ないせいか。1弦は充分なサスティーン感もあってラウンド寄りな感じがします。

にしても、このダダ(ウルトラ怪獣みたいですな) は結構太めゲージなのか。圧倒的にパンチがあります。音の張りや音量感そのものも違う。どうせフラット弦ならこのくらい男気系でもいいんだよなー。少なくともプレベに張るならライトゲージじゃない方がいい。と思いましたです。たしかに「055-105」でもイイかもしれないなぁー。

普段は(テンション緩い)トマのラウンド弦がスタンダードのワタシですが、フラット弦やプレベ使用時は少し性格が(草食系から肉食系に?)変わるのかもしれません。(?!)

以上、今朝方張りたて時点、PJB briefcase/Headphone使用、でのインプレッションですが、なじんだところでこの状態をもう少し試してから全弦ghsに替えてみるとします。(笑)


BGM : 「Jumpin' Jack Flash」 The Rolling Stones ♪

| comments(2) | trackbacks(0) | 22:11 | category: ESP なんちゃってDecade |
# All The FENDERIANs Must Buy!


先日同好の友人より
「こいつはすごい」
と題した一通のメールが。

「ん?またギター買ったんかいな?」
とメールを開いてその内容を確認した30秒後にはワタシも「1click」していたのでした。(笑)

「fender the golden age 1946-1970」

goldenage_1

Fender社の創設〜CBSによる買収後もコンサルタントとして残っていた同社を去る1970年までにLeo Fender (& Don Randall) が残した偉大すぎる功績が1冊にまとめられています。内容は上記amazonサイトでレビューされているパブリカさんの記述で間違いないと思います。


もちろん英文でありますので、詳細の読解は多大なる手間と時間を要するところではありますが(泣)、この本の素晴らしいところは美麗な写真とオトナの鑑賞に十二分に堪えうるデザイン。いわゆる「コレを見ながらお酒が飲める」系の最たるアイテムかと。(笑) あと、発行元は英国のようですが、この手の本にしては破格のお値段も魅力的。これが5000円だ1万円だ、なら気軽にオススメはしないところですが、3000円しないのですからもう拙blogを覗きにきていただけるような楽器好きの方でしたら「マスト・バイ!」を保証します。

もちろんギターのみでなくエレクトリック・ベースに関してもキチンとしたボリュームが割かれています。著作権的にはよろしくないですが(汗)、プロモーション?ということで...。

goldenage_7

プレベの章。計18ページが割かれています。

goldenage_6
 テキストも膨大、というほどの量ではなく。各モデルに関しても細かな仕様変更の詳細等といったことよりも、時代背景やら使用ミュージシャンやら含めた総合的な内容になっているようで。もちろんマニアスイズイのレア・アイテムなども紹介されていますが、全体には敷居も低く、とっつきやすい内容になっているのも好感が持てます。



goldenage_5

ジャズベです。計8ページとプレベに較べると少ないですが、まああちらは「世界初の量産型エレクトリック・ベース」ですからねぇ。言ってみりゃ今日に至るポピュラー音楽の歴史を塗り替えた革命的発明ですからねぇ。

goldenage_4
 ファンの間ではあまりにも有名な「ジャズベを持つディラン」広告。ディランがエレキ・ギターを構えバンド編成で轟音を鳴らし、それまでのフォーク信者たちの間で物議を醸して間もない時期。そしてCBSはフェンダーを買収し、量産体制にも拍車がかかった時期。ディランはCBS/COLUMBIAの所属アーティスト。と、いろいろな因果もみえてくるのであります。

goldenage_3
 ほかにもムスタング、コロナド、ベースVI、ベースV、テレベもシッカリ登場します。そんな中で目に止まったこのページ。ご存知ベースVIの項で、当時の日本の楽器店の広告がレイアウトされています。「浅草田原町 コマキ楽器」。それによりますと 「電気ギター・電気ベース・アンプ 国産品・テスコ、グヤトーン、エコー、エース・トーン 他 6,000円より 輸入品・ギブソン、フェンダー、バーンズ、ボックス他 50,000円より。」 60年代のものでしょうねぇ。5万円って、今にしたら幾らくらいなんでしょうねぇ...。いずれにせよ高嶺の花、であることには違いないですね。

じっくり読もう(見よう)と思うとこの先一月以上はゆうに楽しめそうな内容ですが、もちろん日本語版で読めるに越したことはない...。


ということで、たのんます。リッ●ーさん。
その際はこちらを保存版にしてもう1冊買いますから。(笑)


BGM : 「The Golden Age of Rock'n'Roll」 Mott The Hoople ♪

| comments(6) | trackbacks(0) | 08:07 | category: Gears |
# フラットにフィット。


DH:ESPなんちゃってDecade(←もう少しマシな呼び名はないものか) に張ってあったトマのラウンドが珍しく鳴りが悪くなりました。普通なら1年は楽勝で持つのですが...(←個人の使用感です/苦笑)。
ということで、元々Grabber G-3に張ってありましたフラット弦(ダダリオ) を捨てずにキープしてありましたので、試しに張り替えてみました。

ESP_1



もともとこちらのなんちゃってDecadeを組み上げてもらった際に、フ●ゲンのスタッフさんからも
「フラット弦を張っても面白いかもしれませんねー。」
と言われていたのも思い出しました。

ということで、いざ実行!

G-3購入時にもともと張ってあった弦ですので、張ってからどれくらい経過しているのか不明だったのですが、例によってレモンオイルをつけてしばくように拭いてみると、結構汚れが落ちました。

ですが。

冷静沈着なみなさんならお気づきでしょう。いや、ワタシも途中で気づきましたよ。この張り替えが賭けだということは。でも途中までやっちゃったからには後に退けなかったんですわ。

...1弦の長さが足りませんでした。(爆)

G-3のペグはヘッドの左右対称に2弦づつ。Fenderタイプとはおのずと1,2弦の長さが違うワケですね。で、なんとか2弦はセーフだったものの、1弦はアウト。4弦から替え始めた途中で遅まきながら気づき...しかしフラット弦を試したい気持ちを今更止めることは出来ず。

とりあえず1弦はそのままトマのラウンドを張ることにしました。(爆) 一応こちらも先ほどと同様に拭き掃除をしたところ結構汚れが落ちました。弦の手入れも大事ということですね。
しかし我ながら斬新なセッティングだなぁ...。(苦笑)

ESP_2

で、弾いてみたのですが。

コレはヨイ!

フラット弦に関しては62PB(現在はラウンド)、ムスタング、に張っていますが、非常にいい按配でした。が、某国産JBに張ったモノはどうも相性がよくない感じで。やはり合うベース、合わないベースがあるのかなぁ、と思っておりました。で、JBタイプとは相性が良くないのかなぁ、と。

この「なんディケ」(←おいおいもう少しマシな...) に搭載したPU「DARK STAR」はアクティヴばりの?パワー感とヌケの良さが特徴ですが、上手いことフラット弦のウィーク・ポイント?と調和している感じがあります。先のJBですと、どこか抜けない音色と腰砕けな出音は完全なミスマッチ、といったところ。こちらは全くそんなことはありません。逆にラウンド弦時の、ちょっとギラギラしたトゥーマッチ感が抑えられて、本当に必要なオイシイ部分がキチンと出ているような感じです。ちなみにラウンドの時も結構好きだったのですが、リアPUのみ、トーン少し絞りめ、の音。この音はかなりツボです!(嬉)
PB、ムス、では「イナタさ全開!」といった感じもしましたが、こちらはもう少しモダンなテイストも加わって、応用範囲も広いのでは?という気がします。

ESP_3

ちょうどイイ機会なので、巷でウワサの(笑) ghs弦 「Precision Flatwound」 を調達してみましょうかね〜。

今回はナイスな発見でした!


BGM : 「WILD AND FREE」 Curtis Mayfield ♪

(カーティスに似てる日本人って...結構いますよね/笑)

| comments(6) | trackbacks(0) | 22:16 | category: ESP なんちゃってDecade |
# バダスからチタン (その2)


(前回より続く) 


やっぱりビス穴は隠れなかったのだった...。

ti_1




でもサドルの位置はこっちが正しい!
よってしばらくはこの不恰好でガマンする!(弾いてるとき見えないしね)

弦は年初に張り替えたトマのラウンドのママ。

え。チタンの音はどうだったのかと?

いやーバダスから載せ替えて、チタンがどうだったとか、正直わからねす。(爆)
「普通になって良い」 くらいのモンですな。
それくらいバダスは強力というか、まあ別物ですもんね。

モンスターケーブルの後になに使っても
「普通になって良い」 くらいのもんでしょ?(←激しく間違っている)

セッティングで手一杯でまだそんなに弾いてませんしー。

でも弦はダダの「045-100」に替えてみようかと思ってます。

ほかにもおいおい手直しを入れていく予定です。

ti_2

ちなみにピックガードはビス穴のあってないミントグリーンを両面テープで貼ったまま。(苦笑)
これもちゃんとサイズ合ったモノを作ってもらおうかなー。

あ。入院中の63JBは連絡あって、ちょっと作業のやり直しなどあり。
まだしばらくは戻ってきそうもないですなぁ。


BGM : 「Red Guitar」 David Sylvian ♪






| comments(5) | trackbacks(0) | 18:05 | category: My Basses (History) |
# バダスからチタン


4番打者「63JB」がメンテ入院して2ヶ月半...

我が家には9番「シェクター/ソニックJB」、そして昨年暮に仲間入りした「73JB」、他にも国産JBが数本居りますが(苦笑)、みな実家に里帰り待機中でしたので。

「あああ...ジャズベが弾きたいぃ...」 ううむ。立派に欠乏症です。
ということで連休中にたまらず実家より奪取してきました。ジャズベはやはりココロの故郷なのでありますなぁ。

で、ついでに今回は「73JB」に少し手を入れてみようかと。

73_1



73_2



  現在所有するUSA産 Fender は「63JB」とこの「73JB」の2本。(そういえばちょうど10年違うのかー。) とはいえこの73JBは変更箇所の方がオリジナルの部位より全然多いという微妙な個体ではあるのですが、幸いにもリフレットや配線含めたノイズ対策、リフィニッシュなども比較的キチンとした処理が施された風で、なかなか実践的には「使えるヤツ!」 という感じかとは思うのですが...。安かったし。(笑)



時期的には、リアPUの位置こそ後ろに移動してはいましたが、いわゆる70年中盤以降の「3点ジョイント」「ヘヴィ・アッシュ」に移行する以前ですので、特徴的には中途半端な部分は否めないところもあるかと。(苦笑) ちなみにこのJB、多分4kgそこそこと思われる重量感(←体感測定)から判断するにボディ材はアルダーかなと。
で、個体差による好き嫌いはもちろんあるとしても、全体的にみて多分「この時期のFenderが最高!」 という人はあまり...いないのではないでしょうか。(ルックスは置いておいて。ワタシも黒バインディング好き!)
プレCBSとの対比という点でいえばワタシも「ヘヴィ・アッシュ/メイプル指板」モノに惹かれるところはあったのですが、まあ今回のコレとは「出会いとご縁」といったところで。

時代考証的には「黒バインディング・ブロックポジ」 は73年までの特徴といわれていますが、ジョイント・プレートには74年から、といわれるクッションがかまされています。(オリジナルかはわかりませんが...) はて...。まあ、この個体に関して細かいことは別にどうでもいいんですけどね。


73_3

 で、ブリッジはバダスIIに変更されていたのですが、ウチのJBでは9番打者にもバダスIIは載せていますし、今回ちょっと試してみよう、とも思い。オクで落としてあったKTSのチタン・サドルを載せてみようかと。←「スパイラルかよ!」 とツッコむことなかれ。いいじゃないの、時代考証なんて...。




で、バダスを取り外してみると、あらビックリ。(こういうこと多いなー)

73_4


ヘソ? なんで?? (アース線がへその緒にも見えてきますな/笑)

アース線通すだけならこんな大きな穴じゃなくても、ねぇ。
そしてブリッジ・プレートを固定するビス穴が...ハムバッキング?

ちなみにさきのバダスIIは前方のビス穴位置で固定されてました。なので、真ん中のビスのみ穴の底部でボディに食い込むように、かなり長いモノが使われていました。で、今回チタン・サドルをいざ載せようとしたところ、前方位置のビス穴で固定すると、後方位置のビス穴がプレートから少しはみ出してコンニチワしてしまいます...。(泣)

なので、後ろのビス穴で固定してみたのですが、

73_6

73_7
 オクターヴを合わせると、1,2弦は完全に最前列。バネがもう届いておりませんぞ。(泣笑) ちなみにこの時期オリジナルのブリッジは例の、1弦のみオクターヴ・ネジが長いタイプ。もろもろ不思議に思い手元の「Fender Bass Brothers」 をめくってみたところ、68年から74年前期にかけてブリッジの位置がそれまでより若干ボディ後方に下がった、と。そのため1弦のオクターヴを合わせるために(より前方位置でアジャストできるように) ネジが長いのだと。でもプレート自体がそれ以前のものと較べて長く伸びているワケではないんですよね?


に、しても。ウチの他のベースと較べても、ここまで駒の位置が全体に前に来ることは無いなー。おかしいなー。ということで。 「もとい!」
ブリッジ・プレート位置、やり直して前方ビス穴で固定します。ビス穴さんコンニチワ状態はガマンしましょう。うまくボールエンドで隠れてくれるかもしれないし。(泣笑)

個人的にバダスII、キライじゃない、というか結構好きです。ただ質量軽めのベースはボディ全体で鳴らすことが必要で、バダスとはバランスが悪い気はします。重めのベースにバダス、はやはり似合うな。ただ自分には右手のコントロールがちょっと難しい。最近、なんか「サスティーンってジャマ...。」 みたいな気分なんです。ちゃんと制御しないといけないじゃないですか。メンドくさいですね、アレ。(爆) 漢は黙ってアタックに命かけるべきですよ!(←暴言)

と、偉そうなこと言って...
再セットすることにします。でも...多分...(チタンのまともなインプレは無理...かも。わかんない、かも。/汗)


BGM : 「Tin Can Trust」 Los Lobos ♪

「俺はWILCOとLOS LOBOSしか信じないってばよ!」 (笑)

| comments(2) | trackbacks(0) | 07:30 | category: My Basses (History) |
# "a dream goes on forever"
 
この歳までクルマはおろか普通免許自体を持ったことがない、というのは以前にもちょろちょろ書きましたが(スーパーカー世代なのにおかしいな...)、その分原付バイクはワタシの日常の足となっております。通勤、外回り業務、休みの外出、と基本的にはすべてコイツで移動するのでワタシにとっては無くてはならない相棒(笑)です。

16になってすぐ免許取得、20代の数年間は失効しておりましたが(汗)、「やはり必要。」と(ヤンキー高校生とおばちゃんの中にポツリと混じって)試験一発再取得。通算で原付免許をこれだけ書き換えている男も日本広しといえどそうそういないのでは、というのが自慢です。(?)

現在の愛車は中古で走行2万キロ強で購入、現在7万キロ手前といったところ。そんな風に長年酷使していますので、各部位の不具合や消耗も絶えず、楽器以上にメンテやリペアが大切になります。命にかかわりますからね。

ここ最近は以前の自宅の近所でもありました「ホンダ●リーム渋谷」さんに罹りっぱなしで、エンジンオイルの購入や空気圧点検などの小さなことから、ブレーキ系、ミッション系、排気系の部品交換・修繕などの手術系までお世話になりっぱなしでした。こちらの店長さんはじめスタッフの方々は本当に気持ちの良い方々ばかりで。クルマのディーラーさんとはまたちょっと雰囲気が違って、基本バイクショップのスタッフさんは「本当にバイクや機械いじりが好きで」それが高じてお仕事になってしまった方々が殆どだと思うのですが(笑)、こちらのスタッフさんもみな少年のような目の輝きをもつ(笑)素敵な人たちでした。

そんな「ホンダド●ーム渋谷」さんから一通のご案内が届き、7月いっぱいでお店が閉店になります、と。なんと!!
その案内によると、元々は販売を主として営業してきましたが、顧客の増加に伴いメンテにかかる人的負担の増加・保管スペースの確保面がいかんともしがたくなり、やむなく拠点統合という判断に至りました...とのことで。

店舗自体も広いスペースで、修理ピットも含めると都心の国道沿いで賃料もそれなりでしょうし、驚いたのが、そこを店長含め3人で回していたのか!(普段は見かけない修理スタッフの方が他にもいらっしゃるのだろうと思ったのですが、あのお三方がフルメンバーだったのか〜)と。そりゃ、無理も苦労もあったろう、と...。

とても残念で、これからどうしよう...とまた信頼できるお店を探さねばならないのですが、「なんか楽器(リペアショップ)の状況とも似てるなー」と思い、また「ホンダドリ●ム渋谷」スタッフのみなさんへ感謝の意も込めまして、記させていただきました。

またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました!


BGM : 「A Dream Goes On Forever」 Todd Rundgren ♪

| comments(5) | trackbacks(0) | 11:41 | category: 日常 |
# Gibson G-3 (他力本願編)
 

そうそう。つまり↓そういうこと!






こういうの見ちゃうとすぐ「黒&メイプル」も欲しくなってしまうのが病気持ちたる所以。

で、いろいろ検索して見てみるとナチュラル・ボディには「スケルトンのPU」タイプとの
組み合わせも結構見受けられますね。

G3_2G3_5G3_6



で、3兄弟の中で知名度は最も低いが、潜在的なファンはそれなりに居るとみました。(笑)


BGM : 「流れ星老人」 Grandfathers ♪
| comments(4) | trackbacks(0) | 03:07 | category: Grabber G-3 |
# 新兵器その6 ”Here Comes My GRANDPA!”


ちょっと間が抜けた感じになってしまいましたが(汗)、我が家にやってきた
最新のベースがこちらでございます。



「Gibson G-3 (1981) 」

言わずとしれた「RIPPER」「GRABBER」「G-3」 Gibson3兄弟の末っ子?でございます。まさかコレを所有することになるとは思わなんだ...。

たまたま手に取ったモノ含め、初日にお茶の水で弾いた2本はどちらともGRABBER。翌日弾いた2本はRIPPERとG-3。つまりは一応一通りは弾いてみたのでありますが、RIPPERはさすがに長男だけあり、「THE GIBSON」スタイルのヘッドもカッコいいし、例の3点留のブリッジもご立派。ではあるのですが、その分相場も兄弟の中では高めですし、どうもあのPU切り替えのロータリー・スイッチが苦手...。これはEB-3Lを所有していた時からで、個人的にはどうにもアレが機能的とは思えんのですな。

GRABBERのあの特徴的な「スライドPU」はかなりハッタリが効いていますが(笑)、実際に結構使える感じでもあり。G-3のシングル3発というのも、や、普通にいいですよ、コレは。という感じ。なので、狙いはGRABBERかG-3。指板もメイプルでもエボニーでもどっちでもいいや。ボディもメイプルでもアルダーでも
良し。という、まぁいい加減といえばいい加減(苦笑)、要はこの兄弟であればよし、というファジーな要求水準...。

で、本格捜査すべくデジマで調べて発見したのがこの5本目でした。
黒かナチュラルが多いこの兄弟にあって、この渋いカラーリング。指板もメイプルの方がよく見かけるのですが、こちらはエボニー。これはなかなか珍しいぞと。で、お値段もその時登録されていた兄弟の中では最安値、余裕でひとケタまんえん台。これは同年代のフェンダーはもとより、RIPPERの相場と較べても半値じゃないですかと。で、先のエントリでも書きましたように、状態良さげだったので、即捕獲してしまったのであります。





G3_4

G3_11

シングルコイル3連発!
確か真ん中の一発が逆位相になっていた...ハズ。(もうワタシこういう苦手分野にはあまり触れないほうがよいですね。/苦笑)

3点トグル・スイッチにより「前+中」 「前+中+後(=全部)」 「中+後」というPU切り替えが可能になっています。つまり「前+中」「中+後」のポジショニングがいわゆるJBでいうところのF+R全開!ということになるんでしょうけれど、各PUの間隔は約3.5cm(End to End) ですので、JBというより「ハム一発!」に近い音かと。シングルの細さではないですね。で、「全部」の位置がいわゆるJB位相っぽいスマートな音色...な気がしなくもないです。

ですが、基本の音はゴリゴリのゴリさん。気持ちヨイです。トーンを絞り切ってもFenderのようにモコモコになり過ぎず、ちゃんと芯が残っているのも使いやすいかも。(←もちろんモコモコはモコモコで良いんです。)



G3_10
RIPPER兄さんはセットネックのインテリですが、GRABBERとG-3の弟たちはボルトオン。でもボディは薄い...。ちなみにこちらはメイプル・ボディ。お茶の水のGRABBER2本はおそらくアルダーじゃないかと。(どちらも潰しなので厳密には不明)↑ネックを持って持ち上げるとボディがスッと浮くような感覚でした。こちらはおそらく4kg以上あります。軽くも重くもないですね。



薄手のメイプル・ボディということで思い出すのはリッケン・ベースですが...ワタシ、実は本物をちゃんと弾いたことはないのですが、サウンド的にはちょっと似た傾向があるのでは、と読んでいるのですがどうなんですかね?(多分こちらの方が格段に扱いやすいのだとは思いますが/苦笑)



G3_7G3_8

ヘッドはフライングV! キライではありませんが、普通のGIbsonタイプの方がやっぱり好きです...。でもヘッドはやはり角度がついている方が理に叶っているような...気がする。




G3_9 

微妙に2トーン・サンバースト、ではあります。もう少し中心部が黄色かったら言うことナシ!でしたがね。そうすれば、ワタシの大好きなこの人に近くなったんですけど。(こちらはRIPPER、ですが...)












↑最高!(はーと)

| comments(14) | trackbacks(0) | 01:30 | category: Grabber G-3 |
# THE ROOSTERZ @新宿ロフト 2010.7.7
 
ザ・ルースターズに関しては、ワタシのフェイバリット・ベーシストが井上富雄氏、
というところで何度となくこちらのblogでも登場しているのですが。

79年北九州にて結成、80年デビュー。幾多のメンバー・チェンジを経て、84年には
バンド名表記も「THE ROOSTERS」⇒「THE ROOSTERZ」に変更。その音楽性も
時期によって ([めんたいロック]と括られたR&R/ブギ・ブルーズ期〜New Wave/
オルタナティヴ期〜ネオ・サイケ期〜ストレートなギターロック回帰期。 ←以上全て
筆者主観/笑) と、かなりの振れ幅で変化しており、知らない人や若い人に説明する
のが非常に難しいバンド、なのですが...。(苦笑)

まあひとことでいえばワタシが思春期に非常に影響を受けたバンドのひとつであると。
そして日本のロック・シーン(特にその後ミュージシャンになるような人たち) にも多大
な影響を及ぼした重要なバンドである、と。

今年は解散時まで残った唯一のオリジナル・メンバーであり、後期のバンドを支えた
ギタリスト/ヴォーカリスト花田裕之氏の生誕50周年ということで、先月の誕生日には
馴染みのミュージシャンが集結したイベントが行われ、本日は第2弾ということで、
「THE ROOSTERZ」の再結成をメインとしたイベントが新宿ロフトで行われたのでした。

これまた説明が難しいのですが、初期のリーダー大江慎也率いるオリジナル「THE
ROOSTERS」は2004年のフジロックで奇跡の再結成ライブ(21年振り)、昨年末
にも地元九州で一夜限りの復活ライブを行うなどして、ワタシを含むかつてのファンを
狂喜させているのですが。中期〜後期のメンバーでの再編ライブというのは今まで
全く機会がありませんでした。

つまり本日は中期以降の歴代メンバーが勢揃いし、88年の解散から22年振りに
「THE ROOSTERZ」が復活する、という!歴史的な一夜、だったワケです。

...ここまで消したり書いたりですでに疲れてしまいましたが、結果からいいますと
期待以上の内容で、本当に夢のような一夜でした。

解散ツアーは有明MZA(!)まで観にいきましたので、解散時のメンバーでの演奏は
22年振り。個人的に一番よく観に行っていた時期は84〜85年あたりですので、その
時期のメンバーでの演奏を観るのはおよそ25年振り。しかも(場所は西新宿から
歌舞伎町に移転してしまいましたが) 当時のバンドの拠点でもあった新宿ロフトの、
当時と同じように、客席フロア真ん中にいま自分がいることの不思議さ!

中期のメンバー(リズム隊)は当時から演奏力があまり高くなく(失礼!) また現在は
恐らく音楽活動をメインとされているワケではない方たちなので、少し心配していたの
ですが(これまた失礼!) 1曲目が始まった途端、タイムスリップする感覚に襲われ
ました。確かに上手いとは言えないのですが、初期とも末期とも違う、この時期なら
ではのルースターズ・サウンドは良くも悪くもやはりこのメンバーからしか生まれ得ない
のだということを瞬時に再確認したのであります。あああ、バンドって素晴らしい!

ラスト・アルバムとなった88年の「FOUR PIECES」はリズム隊に三原重夫氏(ex.
ローザ・ルクセンブルグ/Ds)、穴井仁吉氏(ex. THe ROCKERS etc.../Bass)の
腕利きミュージシャンを新メンバーとして迎え、すでに崩壊状態であったバンドが最後の
花道を自ら演出した、(「アビー・ロード」ばりの) 力作でした。休憩を挟んでの、この
ラスト・メンバーによる演奏はまさに圧巻。(ちなみにサポート・キーボードも当時の
サポートであった朝本浩文氏!) 22年振りとは思えない、もはや新しいも古いも
関係ない、「いま・ここ」で鳴らされている音の圧倒的な存在感とリアリティ。

大江慎也のカリスマによって神格化された部分もないではないオリジナル・ルース
ターズとはまた違う、(←語弊はありますが) 純然と音楽のみに拠って立っている美しさ。

もうこれでルースターズに関して思い残すことはありません。(泣)

と、思いきや、アンコールでは事前にアナウンスはされていなかった大江慎也の
登場!(笑) 当然、客席は興奮の坩堝に!(笑)

今回のイベントが東京のみの開催だったことから(大江氏は博多在住)、「あ、こりゃ
(大江さん)来るかもな。」とは思っていたのですが、今回の主役は花田氏だし、
大江さん来たらどうせ全部持っていっちゃうんだから(苦笑) 来なくてもいいんじゃ
ないかなーと個人的には思っており。案の定持っていってしまったのですが(苦笑)...
まあこれは外野がとやかく言うことではないですね。
ただ、花田氏が珍しく大江さんを紹介するときに

「...慎ちゃん。」

と呼んでいたのにはグッときました。(涙)

なんのこっちゃわからない人にはスミマセン。(なんのこっちゃわからない人は
ここまで読まないか。) いろいろストーリーの多いバンドなんです。(泣笑)



ん。他人様に読んでもらいたいような文章ではないが、素晴らしい夜だったという
記録は記しておきたく。


「Z」はフジには出ないのか?!

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