045 to 105 - ROCK と BASS GUITAR の BLOG -

所有楽器を中心に<エレクトリック・ベース>に関するあれこれ、
CD、DVDやLIVEなど<ROCK (70's Punk/New Waveから現在まで)>に関するあれこれ、などを。
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# テレベ・ブラザース!
 
GWは仕事も少なそう...プライベートでやることはいろいろあるので
ヒマではなさそうですが。

ということで、63JBと共に間もなく入院する68テレベを実家から引き揚げて
きました。この子は...治してほしいところが沢山!なので「再生・復元の
スポーツカー関西」(懐かしい...)ばりのお手並み拝見、期待しております!

そして、金策のため手放そうか...と考え中の「1番打者」ですが、こちらも
実家から引き揚げ、とりあえず(弦、替えとこ)と思いフツーのダダリオに。
今まではいつものトマのラウンド、となると1,2弦は長さが足りず「裏通し」が
出来ないので、3,4弦のみ裏通し、1,2弦は表通しという変則技を使っていた
のでした。せっかくなので今回はオール「裏通し」にしてみました。

through body 
 やはりこれが正しい姿だす。(あ。ちなみにオクターブ調整
 はメチャクチャです...めんどくさいんですよ、コレ/泣)
 でもって、●完成から1年、まったく調整に出さなかった(汗)。
 ●トマ⇒ダダでテンションUP。●オール裏通しの効果もある?
 で、ちょいとネックは順反り気味?弦高も少し高くなり。


が、これが正しい姿なのかも。(←繰り返し) ラクして弾こうと思っちゃ
いけないベース。右手も左手もグッと力を入れて、どっちもタコができるくらい
な勢いで弾かないとイイ音がしないベース。(笑) 1年の経年もあってか、ダダ&
オール裏通しの効果か、意地になって弾いたからか(苦笑)、

「おや。けっこう鳴ってるじゃん。」

やはりせっかくオーダーメイドで作って、1年で手放すのは、あんまりよね。
ということで「もう少し付き合ってみましょう。」と思い直し。
(金策はほかのモノで何とかしよう...)

記念に「テレベ・ブラザース」2ショットを収めておきました。

tele brothers1

携帯で撮ったんですけど、このデヴィッド・ハミルトンばりのモヤモヤは何?

tele brothers2

PUはやはり「DARK STAR」一発!にしても面白いかもなぁ〜。(ぼそり)

ということで、「68テレベ」もしばしお別れ。「行ってらっしゃ〜い」!!


BGM : 「てれてZIN ZIN」 竹本孝之 ♪

| comments(10) | trackbacks(0) | 02:22 | category: My Basses (History) |
# 7番バッター、カモン!

さきほどラ●トリックさんから連絡があり。
7番打者の修理が終わりましたので引き取りに来てください、と。

...1年5ヶ月ぶりの対面!(嬉泣)

結構(費用)かかっちゃったけど...。

ということで、土曜日に迎えに行ってきます。
同時に「63JB」と「68テレベ」が入院。しばしのお別れです。


GW中に予告通りクイズ形式でご紹介したいと思います。
このblog始めてちょうど1年でスタメンがようやく出揃うことになりますね。

(ですが、相変わらず金策必要で、やっぱりアレは手放すかも...ほかにも
ギターとかいろいろ.../泣)


とりあえず、楽しみです!!!


BGM : 「Baby, come back」 Player ♪
| comments(3) | trackbacks(0) | 15:28 | category: LP Signature Basses |
# WILCO大阪公演と三木楽器の61JB。
 
行ってきました。さきほど夜行バスで東京に帰ってきて一息ついた
ところです。本当に素晴らしかった!!!新作をメインに約2時間。
オール・スタンディングで前から3列目くらい、bassのJohn側で
観戦しましたが、お客さんも大人な人が多く、そして「WILCOが
大好き」な人しか来てない!感じがまたヨカッタです。BIG CATは
おそらくキャパ1000人くらいの「大きめのクラブ」といったハコですが、
そんな規模感でWILCOが観れるというのも、なんとも贅沢な話です。

まあ今日もありますんで。
「あの曲」は歌わさせると思うので(笑)行く人は予習していくとなお楽し。
(大人なお客さん、と書きましたが、シンガロングできる人の多いこと!
みんな、やるなぁ〜/嬉)

●しかし、帰りはどうしようか決めていなくて、現地に着いてから調べた
のですが、今って夜行バスの種類(業者)も増えて、3〜4,000円で東京⇒
大阪が移動できちゃうんですな。昔は7〜8,000円してたような気がするけど。
一泊して朝イチの新幹線、とも考えていましたが、これはもう迷わずバスで。
カラダはバキバキですが(泣)、まあどこでも寝れる体質なもんで。(笑)
便利な世の中になったもんです〜。


●さてここから先は楽器屋巡りのお話ですが。

カフェに入って仕事のメール捌いたり、上記のような調べもの&チケット予約
などしていたら、あまり時間もなくなってしまい、もう三木楽器アメ村さん
1店狙いで遊びに行きました!こちらのお店は基本「ゆっくり商品を見てほしい」
というスタンスなのでしょう、あまり店員さんから先に声をかけてくることは
ありません。なので、しばし2Fの中古/ヴィンテージ・フロアでモジモジしつつ
(苦笑) まずは1Fフロアに降りてサイケデリズムさんのJBなどを試奏させて
もらい、勢いをつけてから(爆)再度2Fへ!

んーしかし。61JB、ショーケースの中でやはりすごいオーラです。圧倒。

かなり挙動不審にフロア内をうろうろしていると、ちょっと気になるPB(type)
を発見。いきなりメインに行く前に、まずこちらから試奏のお願いを。
値札もなにも付いていない状態だったので、まあ普通の中古だろうとは思ったの
ですが、見る人が見れば、その指板の異様(?)さは店内のヴィンテージと較べ
てもひときわ目を惹きます。メーカーは誰もが知るメーカーなのですが、「へー、
ベースもなんだ」ってなくらいの先入観で。
で、試奏させてもらい、久々に衝撃が走りました。「ちょっとコレ、すごくない
ですか...?」一通り弾いて店員さんに率直な感想を述べます。店員さんも、
「でしょ?(笑)」というようなリアクション。商品情報を訊くに、異様な指板は
まさに極厚かつフラットなRによる「アレ」で、ある意味ウチの62PBを凌駕して
ますぞ。ネックもさらにゴン太で、PBというよりOPB(テレベ)に近い。
そしてお値段を訊くと、「やはりそれなりに。」(泣) てっきり中古だと思ったら、
新品のレリック仕様だったのでした...。
PBはもういいや、と思っていましたが、コレ、かなり本気で欲しいです。(悩)
なので、これ以上の詳細は書きません!(笑)

そんな勢いで、以前こちらで63JBを購入しまして〜、今日も東京から来まして〜
と店員さんとも馴染んだところで。「すいません、では、一番すごいの、弾かせて
もらえますか...?」「ハイ。61年ですね?」「...恐れ入ります...。」

ナット、フレットは交換され、ネックの状態は非常に良いです。グリップはウチの
63に似て結構細め。弾いた感じも似てるかな。なので、「あー、やっぱウチのも
イイね〜。」という。(すいません、期待して読み進めていた方々が一斉にズッコケる音が...)
 なんせさっきのPBの衝撃がデカくて...。こちらはただ弾けたことに満足して
しまいました。しかし248まんえんを膝の上に乗せているプレッシャーは並大抵の
ものではなく(笑)、比較的すぐ「ありがとうございましたっ!」と店員さんに
戻してしまいました。で、「63とあまり変らない印象でしたけど、やっぱりスラブ
って違うんですかね〜」と訊いてみると、「好き嫌いがあると思いますが」「やはり
違う」と。少し遠慮気味の試奏くらいの音量ではなんとも、でしたが、「低域の深み」
人によってはちょっとブーミーに感じる場合もあるんですよ、と。
なるほどにゃ〜。でもこれは相当深いレベルでの比較検討のような気もしますなぁ。
個人的には、「これでスラブJB、あきらめがついた!」(爆)

まあ、なんにしてもやはりココの店員さんは本当に気持ちの良い人たち!
丁寧なご対応、ありがとうございました!!


また夜行バスで遊びに来たいなぁ〜。大阪!


| comments(5) | trackbacks(0) | 08:53 | category: 日常 |
# 続・よもやまな感じで。


●ということで会社のみなさまスミマセン。明日はお休みをいただいて
大阪まで足を伸ばして愛する「WILCO」を観てまいります!



次の日の東京公演も観るんですけどね。(苦笑) でもさすがに2日続けてサボれない
仕事が入ってしまったので、途中で退席しなければならないかもしれない。(泣)

●大阪ではmy「63JB」 の故郷、三木楽器アメ村店さんに寄ってこようと思いますが、
なんと絶妙なタイミングで入荷しました「61JB」!スラブですよ、スタックですよ〜。
(...ヨダレ) これを「弾かせてください!」 と切り出す勇気があるのか?!自分!
(いや、こうやって書いてしまった時点で後には退けない...)
楽しみですねぇ。でもフルオリじゃなくてももうこのくらい(約250まんえん) が相場
なんですねぇ。(溜息)

●久々にCDショップに行ってまとめ買い。でもPatti Smithや映画「パイレーツ・
ロック」のDVDまでは手が回らず。お金が...。
で、コレ。...超欲しい!「commmons: schola vol.5」。 NHKの番組が元になって
いるんですか?坂本龍一のcommmonsから出ている「音楽百科事典」的な本とCDが
セットになった学術的シリーズ、ということで、今までクラシックを取り上げていたことは
知っていたのですが...「ドラムとベース」て!幸宏さんと細野さんが監修?した選曲て!
くー、たまらん。...が。値札をみてビックリ。

高すぎるよっ!!!

ベースを愛する人の中にも当然ながら様々なタイプがあると思います。
ワタシは「ソロ楽器」 というより、「リズム・セクションとしてのベース」 に俄然
興味があるタイプですゆえ、この企画はホント、たまらんですな。これは...いつの
日か買わねばなるまい!ってか、どなたか買った人いますか?

●で、リズム・セクションといえば、ジェイムス・テイラーやらジャクソン・

ブラウンやらSSW系の人たちがこぞって来日した影響か、リー・スクラーの

在籍した「セクション」の旧譜が再発になって試聴機に入っていたので聴いて

みました。ジェイムス・テイラーの「マッド・スライド・スリム」における

スクラー爺(笑) のベースは「なるほどすばらしい。」という感じで、当時の

TV映像などがyoutubeでも観ることができますが、(ワタシはブー●のDVDで

入手...) これまたやはりすばらしい。派手さはありませんが、「こんな味を

出したいものよのう」と思わせるベースです。で、「セクション」。

「なるほどホソノさん...」(爆)

最近ホソノさんの「HOSONO HOUSE」をよく聴いていまして。(なんとなく

4月っぽいというか新学期っぽい?というか。←個人的感想。) 一般にチャック・
レイニーの影響で語られることの多いホソノさんのベース・プレイですが、確実に
スクラー爺もありますね。「セクション」 は多分にフュージョン的な要素も多いと
思いますが、このトーンやダブル・ストップ、実にホソノさんっぽい。(笑) で、
ワタシはそれが大好きである、と。(笑) これもお金なくて買えませんでしたが、
次回買ってみようっと。

あ。小坂忠さんの「HORO2010」は買いましたよ。(爆) 何枚買わすねん。

ほうろう。

●ちなみにリットーさんの書籍は必ず「リズム体」 と表記するけれど、これは
どう考えても「リズム隊」ではないのか?気になって仕方がない。

ということで。明日は遊んできます!


BGM : 「毛皮のマリーズ」 毛皮のマリーズ ♪

| comments(5) | trackbacks(0) | 23:57 | category: 日常 |
# 近況よもやま。
 
本日は近況と最近の雑感をランダムに。

●ちょいと金策が必要で(←新兵器用じゃありませんよ...) 楽器の処分なども
粛々と進めております。委託に出して半年以上動きがなかったギターを先日
泣く泣く値段を下げてもらったところ、現金なもんで、すぐに売れたようです。
(集金に行かなくちゃ!) なかなか楽器を手放すのも難しいご時世です...。
が、実家のストックを中心にもう少し処分推進です。

●あまり大きな声では言えませんが、こちらのベースも手放そうか悩み中...。
Freedom PBの出来にとても満足していますし、68テレベもキチンとリペアする
つもりですし...。どなたか興味のある方はいらっしゃいますか?(苦笑)

●で、フルオリの65,66PBがなんでこんな安い(?)の?!(出島参照)

●ギターは近年ほとんど弾かなくなってしまいましたが、今月のギタマガは
ちょっと気になる内容でした。最近のヴィンテージ・フェンダー系の著書でも
おなじみのヒストリーク・ギターズ今井氏による「ネック解体新書(プレイ
アビリティ編)」特集はギタリストのみならず、ベース弾きからみてもなかなか
興味深く読める内容かと。それに続く「土屋昌巳」氏の特集も面白かった!
土屋さんといえば「一風堂」のイメージが強いかと思いますが、PUNK/NEW 
WAVEの時代以前から活躍していたギタリスト。近年は60〜70年代の王道ロック
指向に立ち返っている感もあり、(加藤和彦、小原礼、屋敷豪太らと組んだ
「VITAMIN-Q」での氏のギターはものすごいです) 機材や音に対するこだわり
も半端ではない方です。で、キメカットで抱えているのが「G'7 Guitars」の
「土屋カスタム・ストラト」!へぇ〜。ちょっと感動。(店主のO氏とは30年来の
付き合いとか。) そしてG'7 JB熱、再燃。(...だから処分推進だってばよ)

●来週は平日お休みをいただいて「WILCO 大阪公演」に参戦します!なので、
日中は久々に大阪観光しようかと。っていうか、楽器屋巡り?(苦笑)やっぱり
三木楽器詣ではしないとですね。それまでに何か出物はあるかな?(処分推...)

●7番打者はまもなく退院するのかと思いきや...。まだ時間がかかっております。
ワタシもクイズ形式でご紹介しようかな。← ってワタシの場合ネタ稼ぎの魂胆が
ミエミエですな。

BGM :「スゥキスキスゥ」 VITAMIN-Q ♪


| comments(8) | trackbacks(0) | 08:08 | category: 日常 |
# 4番打者:Fender Jazz Bass 1963 (その6)


さて、いよいよ?ネックを外してみましょう!

ロッドは購入時にお店で調整してもらって以来、特に不具合もなかったので
まったく自分ではさわっていませんでした。つまり自分でネックを外すのは

初めてです。

「シムが挟まってませんよーに...」 「正しいネック・デイトでありますように...」
「元に戻すときにネジ山を崩しちゃいませんよーに...」

...どんだけ小心者やねん。(苦笑)


ということで。

「えいやっ!!」

1963JB19

と、まあその前に。(爆)

F-nieさんからコメントもいただきましたが、やはりジョイント近くの「塗装用?

治具の跡」はやはり写真には写りきりませんでした。(泣) で、「この塗装は薄い

のか、厚いのか」を判断するポイントは現状ネジ穴の部分から推測するしかなさげ

です。

1963JB20

...薄い...んですかねぇ。薄いのか。でもこの「パリッ」 とした剥げ方はどうもポリ

塗装くさくないですか? ボディもそんなに軽いという感じではないので、てっきり

「ポリ塗装厚い」⇒「重さ増」 という構図かと思ったんですが...。 (識者の方の

ご意見お待ちします/笑) 実はアッシュだったりして...。(←音で判れよ!/苦笑)


さて、ではネックポケットをみてみましょう!



1963JB22


......うわぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!


1963JB21
 これは....どういうこと?!
 元はサンバースト? にしても、ここまで全面に塗装が載っているモノ??
 もしかしてすでにリフのリフ???
 
 そしてこの番号はボディのシリアル?(そんなバカな)
 どーみても電話番号?(爆)
 

ええ、剥がしますよ。剥がしてもらいますとも。
その前に国際電話してみましょうか。

「ハロー。で、実際のトコ、どうなのよ?」(笑)



以前のエントリで、ネックを装着した状態で、ポケット部との間には若干の

隙間があることは記述しましたが、やはりネックを外す際には「スルッ」 と外れて

しまいました(苦笑)。 お世辞にもタイトとはいえませんでした。これはやはり

リフィニッシュの影響、ですかねぇ。残念ではありますが、仕方ありませんね。

リペアの際に何らかの策を講じられるのならそうしたいところではありますが...。

...気を取り直して、ネック・デイト!


1963JB23


おっしゃあ!!!(泣)

1963年3月7日製造のAネック。47歳ですかぁ。


ということで、悲喜こもごも?ありましたが、最後には安心して元に戻すことが

できました。(嬉)

その前に、前回弦交換したのが昨年の1月。(苦笑) 久々に指板のお手入れもして

あげることに。

1963JB25

1963JB24

それまで使っていた「フェルナンデス」のレモン・オイルを使い切りましたので、

「Lizard Spit」製のオイルを新調してみました。どんなネックでも、オイル塗り

たての指板は大変美しいなと。シアワセなひとときですね。(笑)

で、一応このオイルは弦もリフレッシュしまっせ!との売り文句で。心情的に、

どうもワタシ、一度外した弦を再度巻き直して使うのは抵抗があるのですが、まぁ

リペアに出せばどうせ弦は替えることになるので、オイルをつけたクロスで表面を

シバくように弦全体を拭いてから再セッティングして元に戻しました。

すると!

各部のビスを改めてキチンと締め直したせいか、弦が一時的に?リフレッシュ

された効果か、非常に弾き心地、および出音がカッチリとしたフィーリングに

変わりました! あれ?イイんじゃないの?前より。(ちょっと驚)


リペア止めとく?(爆)


いえいえ、これはキチンとリペアしてもらえばさらに楽しいことになりそうですよ!


ということで今回3回に分けて、我が63JBの中身をお見せできるところまで

お見せしてまいりました。

次回は多分、メンテ後のインプレでお目にかかりたいと思います。

おたのしみに。

ってか、もちろんワタシが一番楽しみにしておるのですが!(笑)


BGM : 「JAZZ」 Ry Cooder ♪

| comments(11) | trackbacks(0) | 00:42 | category: JB 63 |
# 4番打者:Fender Jazz Bass 1963 (その5)


「け●おん!!」が再び始まってこんなワタシも少し嬉しい。(爆)


....さて、続きましてはキャビティ内をアップでみていきましょう。

1963JB12
右は交換されたフロント・ボリュームのポットです。(CTS?)


1963JB11
リア・ボリューム&トーン・ポットです。「70-2125-0034」「250A AUD」「304-6320」 の文字が見てとれ、「Stackpole製」「63年20週目」のオリジナルであることが

確認できます。


1963JB10
コンデンサーはセラミックで「SK .05X 50V」。これも恐らくオリジナルですね。

「サークルD」と呼ばれるタイプに変る前のもののようです。一見「105X」?の

ように見えますがこんな値は無い。(ハズ/笑) 「.」の上に伸びているのは汚れ

みたいです。 トーン・コントロールとしては、62PBと較べて、フルに絞っても

あまりこもらない印象。ジャックはswitchcraft製。これはオリジナルなのか不明。


続いてはピックガードを外してみました。

1963JB16  1963JB14   1963JB15  



ピックガードは一箇所欠損があるのと、これは仕方がないですが、かなり収縮、

たわみが生じており、部位によっては少々斜めにビスをねじ込まざるを得ない

状態です。おそらくリペアに出したら「...替えませんか?」と言われるのは必至

なのですが(笑)、ただでさえリフでピカピカのボディに加え、ピックガードまで

新品、となると、ちょっと「アイデンティティ・クライシス」(爆) に陥ります

ので悩むところです。それならば、どうせ再リフしようと思っていますので、今の

ビス穴を一度埋めて、新たに現状の位置に合うように開けなおす方を選んでしまい

そう...。で、ロッドはまだ余裕がありそうですね。


では、PUキャビティを見てみましょう。

....といいたいところですが、フロントのPUは膠着気味、素人が無理に外すのは

ちょっと怖い感じです。なので、リアPUのみを外してみます。

1963JB18
高さ調整のスポンジはおそらく一度手を加えられたようですが、それでももう

ヘタりきっています。ここはさらにゲタを履かせるか、完全に取り外して新調

するかしようと思います。コントロール・キャビティ内と同様のラフな塗装

処理が施されていますが、これってラッカーなのかなぁ...。ラッカー塗装にも

種類があるようなので、極薄の「いかにもラッカー!」という塗装なら判り

やすいのですが、そうでないものもあるんですよね。このボディはどちら??


そしてPUは「ブラック・ボビン」でございます。

1963JB17
なんか余計なモノが付着していますけど。(苦笑)

ブラック・ボビン期は製造デイトは入っていないんでしたっけ。(まあ書いて

あっても判りませんが)

カバーを外すのは結構タイトな感触で、これまた怖かったので、残念ながら

コイルの色まで確認することはできませんでした。


ということで、ここまでは「63年製」ということにどうやら異論は無さそう

...なのであります。


もう1回このネタいきます。(笑)


BGM :「人格の危機」NEW YORK DOLLS ♪

| comments(3) | trackbacks(0) | 03:35 | category: JB 63 |
# 4番打者:Fender Jazz Bass 1963 (その4)
 
さて、予告通り我が63JBをリペアに出す前に、もろもろをバラして確認して
みましょう計画を実行してみました。


信頼できるショップで購入したので安心していたということもありますが、
購入以後は弦を交換するくらいで、まったくビス一本いじることもなく
(さすがにサドルやPU高さ調整はしましたけどね。) 今日まで過ごして
きました。ちょっとドキドキであります!


1963JB1  1963JB2  1963JB3

ホーン付根の微妙に隆起したラインはプレCBS期の特徴といわれていますね。
ブリッジ・プレートにはプレス・ラインがみられます。63年半ばまでといわれる
ミュート用のビス跡も残っています。(なぜか3弦用だけリフィニッシュの際に
でしょうか、埋められています) ボディ背面のジョイント・プレートから5cm
くらいのところには塗装用?の治具でついた跡もみられます。


1963JB5  1963JB4  1963JB6

デカールは少し剥がれていますが「OFFSET Contour Body」まで含む(デカール
一体型)期のものです。
おっと!4弦のペグが曲がっていることに今はじめて気が付きました!(爆)
 
3弦部分のギア固定ボルトがマイナス・タイプのものに交換されています。なぜなん
でしょう。ちなみにプレベだとローズ指板が登場する以前の時期(〜58年頃)までは
このタイプだったようですね。


1963JB7

なんか実物より大分キレイに写ってしまいましたが、ネックの裏は剥げ剥げです。
実際はもっと「鉛筆の芯を塗り込んだような色」...。グリップはかなり細めかと
思います。


さて! キャビを開けてみましょう〜。


1963JB8


1963JB13


フロントのボリューム・ポットは交換されています。どうやら配線はオリジナル
っぽいですね。ブラス製のシールド・プレートはかなりたわんだ状態です。


この63JBは比較的近年にリフィニッシュが施されたとみえ、ボディはピカピカの
状態なので、全体の印象としてはさほど貫禄あるように見えないのですが、やはり
こういった内部を見てみると年季を感じさせますね...。


続きはまた次回〜。(←このネタで引っ張るつもりだな.../苦笑)


BGM : 「東京」 サニーデイ・サービス ♪ (ジャケの桜がキレイやね)

| comments(6) | trackbacks(0) | 03:00 | category: JB 63 |
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