新しくアンプを入手しました。(嬉)
SANSUIです。(笑)
73年に発売された、当時のフラッグシップ・モデル。これまで使用していたのが
やはりSANSUIで80年代後半のモデルでしたので、楽器の趣味同様、さらに
遡っています。(苦笑) ちなみに初めてコンポに手を染めたのは80年代中頃だと
思いますが、初号期もSANSUI。「アンプはサンスイ」という刷り込みはなかなか
消えないようです。(笑)
過去エントリにも書きましたが、本当はLuxmanあたりのオールド真空管に手を
出してみたかったのですが、やはり高いですし、先日の銀パネBassmanの例も
あり、今回はためらってしまいました。...真空管の道はまだまだ険しいぞよ。
まず見てくれがヨイですよね〜。古いUREIやFAIRCHAILDなどのスタジオ機材の
デザインとか本当に好きなんですけど、近いツボがあります。近年、電気製品の
インターフェイスはシンプルになり、それはそれで好きなのですが、ほとんどの
操作はリモコンで行うようになり。個人的にはアレって非常に怖い。「リモコン
壊れたら...」「無くしたら...」と思うとゾッとします。こちらはレコード/カセット
時代の産物ですので、ハイ/ローカットのフィルターや、テープダビング時に便利な
機能など、現在では不要な機能も多いのですが、アナログなツマミやレバーでの
操作はとても安心感があります。(笑) 操作感も安っぽくなく、とても良し。
サウンドに関してですが、EQがまたイカしているんですよね。
BASS/MIDRANGE(←この表記もグー)/TREBLE 、「0を中心に右に回すと
3dbステップで強くなり、左に回すとやはり3dbステップで弱くなります。」
で、下のツマミはそれぞれの帯域のヤマを設定(および回路カット) できる、と。
わかりやすいし、いろいろ遊べます。勉強にもなるなぁ。でもワタシはいつも
EQカット。(笑)
以前のに較べると重心が少し上がったかな?キックの重みよりもベースの存在感が
前に出てくる印象です。ちなみにまず最初のリファレンスはバカのひとつ覚えで『aja』(爆)。
次にTHE BANDマニアの知人曰く「決定版!」とお墨付きの『THE BAND (2nd)』 Audio
Fidelity社の24k GOLD HDCD ver.。もとからかなりダンゴ状態で中域ブリブリな音盤
ですが、これはちょっとワケ判らないことに。(泣)
ということで、こちら方面もいろいろと試行錯誤していきたいと思います。
楽器にしてもそうなのですが、やはり基本的に60〜70年代の音楽が好きだから
当時の機材に興味が向いてしまう、というごく自然な摂理。マニアックに追求する
つもりはありませんが、やっぱり楽しいな。(笑)
あとこれは想像ですが、やはり日本のオーディオ業界全盛期って70〜80年代だった
のかなって思います。もちろん現在まで技術の革新は続いていますし、今後も続いて
いくのですが、世の中的にはマニアの方を除く一般ユーザーのオーディオに対する
関心はどんどん下がっているような気がします。(というか、音楽と同じで「満足
レベルが下がっている」というべきか。) なので、この時期のモデルは技術屋さんの
心意気も、企業としての理念(というかぶっちゃけお金の掛け方?) も、今とは
較べものにならないんじゃないかなー、と。製造業の片隅に属する音楽愛好家と
しても...思うワケです。
ちなみにCDプレーヤーは2台目の「DENON」。
スピーカーは住宅事情により「BOSE」のトールタイプ。(←この選択肢はPJBにも
通じますな....ホントは旧いJBLを試してみたいっすよ。/泣)
オリジナルの取説もイカしてる。回路図なども載っていてスゴいなー。
えー。
ココは「ROCKとBASS GUITAR」のブログでございまして。
オーディオに関しては(も)非常にアサハカな考察でございます。
オーディオ・マニアな方がたまたまお初にご覧になってしまったら...スミマセン。
BGM :「ROCK AND ROLL OVER」 KISS ♪ (初めて買ったLPはコレね)