045 to 105 - ROCK と BASS GUITAR の BLOG -

所有楽器を中心に<エレクトリック・ベース>に関するあれこれ、
CD、DVDやLIVEなど<ROCK (70's Punk/New Waveから現在まで)>に関するあれこれ、などを。
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# 2009年締めくくり!
 
や・っ・て・し・ま・い・ま・し・た〜。

すでに相当手が加わっていますが、もう少しいじりましょう。

本年度の締めです!(のつもり...)

ありがとうございました。(笑)

f

BGM :「Candy Apple Grey」 Husker Du ♪

| comments(6) | trackbacks(0) | 00:41 | category: My Basses (History) |
# DH:ESP? Custom Order 改(なんちゃってDecade)(その1)
 
果たして正規スタメン扱いにするか悩んだ末...指名打者ってなんやねん。(苦笑)
「もうすぐベストテン」な感じでしょうか。

「DH : ESP? Custom Order 改 (なんちゃってDECADE)」

esp4

ベッコウ柄のピックガードはいかがでしょ?(笑)
なんか、こうすると、よりジャガー/ジャズマス風味が増すような感じですね。

esp3esp6 
  ←ミントグリーンはよりサーフっぽいというか、
 ビザール?っぽい感じもして、レアな雰囲気ですな。
 カスタマイズ&組み込みを行ってもらった際、フジゲン
 さんで、贅沢にも2種類作ってもらいました。大分
 雰囲気が変わりますね。気分で着替えようかなと。(笑)



さて、こちらの「なんちゃってDECADE」、もともとはオークションで入手した
モノで、こんな感じだったんですよ。

esp12

ESPのカスタム・オーダーメイドとのことでしたが、おそらく当ブログとはかなり
縁遠い(笑)コチラのモデル (←下にスクロールしてみてください)をベースに、
PUを「JPJ」の配列に(ちなみにダンカンのSJB-1x2、SPB-1)、サドルがKTS
チタンに、サーキットはオリジナルプリアンプ(9V)に、各ピックアップON/OFF
スイッチ&アクティブ/パッシブ切替スイッチを搭載して....よんじゅうにまんえん。
だったそうでございます。(ちなみにヘッドにはESPの表記はなく、ジョイント・プレートに
刻印が入っているのみ。おかげで、一度手放そうと楽器屋に持ち込んだ際に「これだけだとノン・
ブランド扱いで安くなってしまいますね〜」と宣告され、泣く泣く持ち帰ったのでありました...)


数年前に、回転寿しのようにヤ●オクを何遍もぐるぐる回転していた一品なので、
もしかして見覚えのある方もいるのでは。(笑)

ルックス的には、元のモデルのネーミングからもFenderの「BASS VI」を意識した
のは明らか。ワタシが救いの手を差し伸べた?のも、単に見ためが気に入ったから、
でした。ちなみにこのオリジナル状態でもサウンドはイイ感じではありました。が、
明らかにワタシにはトゥーマッチ。(苦笑) サウンドの選択肢が多すぎて...。
ということでしばらく知り合いのバンドの子の元に里子に出していたのであります。

esp11
 その後お役御免で再びワタシの手元に戻り、何度か過剰在庫処分の
 対象になりながらも、悪運強く生き延びて。
 
 で、そんなある時ワタシはLA●LANDのDECADEなるモデルの存在を
 知り、非常に興味を持つことになるワケです。



かつてのエントリにも書きましたが、そこでワタシはひらめいたのです。
「コイツをなんちゃってDECADEに改造しましょう!」と。

で、こうなったワケです。(笑)

(続く)

BGM : 「E.S.P.」 マイルス・デイヴィス ♪

| comments(0) | trackbacks(0) | 03:49 | category: ESP なんちゃってDecade |
# I ♡ MUSTANG !
 
ラムトリックSさんブログで「VINTAGE GUITAR GUIDE」なる本が出ている
ことを知りました。気になってネットで調べてみると、これまた気になる
「The Authority of MUSTANG」なる本も出ていることを発見。

で。買ってみました。両方とも。

mus3

「VINTAGE-」は(フェンダー編) とのことで、1950年のEsquire/Broadcaster
から1985年CBS期終焉までのフェンダーギター&ベースにおけるスペックの変遷が
綴られています。...云ってみれば、それだけの本。ですが、そこに特化した潔さ&
濃ゆさが、逆にアリかと!

mus2

表紙キャッチにも 『ギター・ショップ巡りのお供にも最適なハンディ・サイズ』
ってまさに的を得たマーケティングだっ!(笑) 確かにコレは持ち歩いて
しまいそう〜。(鉄ちゃんにおける時刻表のようなものか、違うか。でもこの文字
情報だけで無限にロマンが拡がるタイプの人たちは確実にいるよなー。いや、ワタシ
はそこまででは.../汗) でもヴィンテージ・ショップでコレを懐から取り出して現物と
見比べるのもちょっと勇気が要りそうですね。(苦笑)

で、もう一方の「The Authority of-」 (すごいタイトルだ...)。

mus
 「ムスタング本」 といえば 
 ←こういったザ・定番的な偉大なる先達がいるワケですが、
 

 こちらの「Authority」も負けてはいません。というか、こちらもムスタング
(および若干のそのファミリー) に絞った形で、ディテールやスペックの変遷、
メカニズムの分析、50本以上に及ぶ個体資料、をまとめた実にハード・コアな(笑)
 内容。伝説?の「まるごと一冊-」は当然Char氏はじめ愛好家ミュージシャン取材や、
F/Jムス・グレードアップ企画や、ムス使いの名盤アルバム紹介など多面的な企画性
にも優れ、読み物としても楽しめる本だったと思いますが、こちらは
「そういった企画性、ナシ!」
完全にムスタング・ユーザーのための、<冷やかしお断り>的な濃ゆさです!
(ちなみに「ムスタング・ベース」については全く触れられていません...残念!/泣)

「VINTAGE-」「Authority」ともに「ヒストリーク ギターズ」店主の今井康雅氏
の著作となるもの。なるほど、現役の楽器屋さんがガチで作れば、そりゃ本もこう
なるワケですわな。良い企画だと思います!

 マイナス?な点といえば、やはりシ●コーさんの本はリ●トーや●イ出版と比べて、
デザイン(レイアウト・写真含め) がいまいち垢抜けませんな。(前のベース本も
そうでした。さすがのワタシも買わなかったもんな、アレ。) 今回表紙はどちらも
ポップな感じで期待したのですが、「VINTAGE-」はまずまず。「Authority-」は
大人が満足するにはやはりもう一歩。というように感じましたです。


そんなワケで、本日はベースブログの掟を破り?我が家のムスタング写真館です〜。

mus6

左から「67年」 「69年ムスベ」 「66年」 になります。
69年ムスベ」 は既にこちらでも紹介済みですね。(笑)

「67年」 はペグがシュパーゼルのロック式に変更されたモノ。フレットも
少し太めで、オリジナルかは不明。元々70年代モノを持っていたのですが、
次に手にしたのが60年代モノのコレで、「...全然別物。」と感動しました。
(いわゆる典型的な60s' FENDERと70s' FENDERの違いですね。コレは
イイ悪いではなく、好みの問題です。70年代モノは潔く手放しました。)

「66年」 は元々(ダコタ)レッドだったのが剥ぎナチュラルにリフされた
状態で入手。その後「俺リフィニッシュ」(笑) を施して黒に。併せてピック
ガードも70年代の黒に変更。ペグはFキーのオリジナルからGOTOHのロック
式に、ナットもSONICの牛骨オイル浸けのモノに変更。70s'に見せかけて
実は60s'というのがポイント(何の?) ですね。ここまでやっちまったらもう
売却不能な1本です...。(汗) フレットはオリジナルで細め、指板はムスでは
この時期まで見ることができる「スラブボード」仕様になっています。

コンペティション以前のモデルなので、66も67もボディはノー・コンターです。
ちなみにどちらもオークションにて当時ひとけたまんえんで入手。

mus5

3本とも現在は実家にストック中です。(泣) 67年ムスベは自宅なので
ココには居ないのであります。

で、特にCharさんのファン、ということではありません。
ワタシの中でムスタングは「エイドリアン・ブリュー」や「(ルースターズの)
下山 淳」氏など、トリッキーなギタリストが使用した印象が強いギターですね。

世間一般で云われているように、レンジは狭く、ストラトなどと較べてしまえば
ハイもローも物足りない。サスティーンも伸びない。かといってカッティング向き
かといえば、ショートスケールからくる緩いテンション感から、「キレ」 という
点でももしかしたらイマイチかもしらん...。(左手で全弦ミュートして空ピッキング
すると「チャキッ!」 とか「チュクッ!」 ではなくて「キャポッ!」 って
いいますからね...。) チューニングも怪しいし。(でもこの2本はそれほど酷くは
ないです。)

とはいえ一番の魅力はムスでしか得られないトレモロ・ユニットの感触ですかねぇ。
かなりムチャなアーミングがグニャっと楽しめます。(エイドリアンも下山さんも
そんなタイプのギタリストでしたね。まあCharさんも、昔は、ですが...) ストラトの
どこか上品な感じとはまた全然違うんですよね。その名の通り「ヤンチャな荒馬
を乗りこなす感覚」とは常套句ですが、まさに。

そしてPU自体の出力が控えめなので、逆にエフェクター乗りが良いという意見も
よく聞きます。たしかに素のナチュラル・トーンより軽くクランチ気味の音が似合う
ギターかと。それか、元の音がなんだかわからなくなるくらい足下を繋ぎまくって、
楽器はスイッチとして操作性がよければそれでいい、なんて人(いるのか) にも向いて
いるかもしれませんね(?)。

あと、手が大きくない自分にはやはりこのスケールは弾きやすい。
で、もちろんルックス最高。(笑)

mus4


これ以上は増やせませんね...。

BGM : 「気絶するほど悩ましい」 CHAR ♪

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:10 | category: Gears |
# スピッツからスリッツまで。(CD/DVD購入記)
 
うおー。久々にCDショップに行き(行け)ました。
欲しいものもたまっていて、なおかつ店頭で「こんなんも出てる!」と
発見するものもあり。...予算が足りない。(泣)
(今日は読んでくださる方のことは気にせずダラダラ書きますので。)

cd1122

(中央上)スピッツ『JAMBOREE TOUR 2009〜(サブタイ長いので省略)』
さいたまスーパーアリーナでのライブDVDですね。スピッツは「桑田・清原世代」
(笑)で同い年。大好きで、ファーストから全ての(オリジナル)アルバムを
持っています。以前ワタシが大阪勤務をしていた時代に、草野マサムネ氏が
現地のFMでレギュラー番組を持っていましてよく聴いていたのですが、まあ
通ってきた音楽遍歴がやっぱ似てるわ、と。そんな親近感も勝手に持っています。
ライブは久しく観れておらず、そんなこともあり出たばかりのライブDVDを。
なかなかチケットも取りづらいですし、元々アリーナのような大会場でライブを
する人たちではなかったので、今回のDVD化はありがたいですね。

 さて、とはいえ、当方のハードコア・ブログ(?)で注目すべきこのDVDの
裏の見所は、ベーシストの田村明浩氏でありますな。ベーマガにもアルバムや
ツアーの度登場している気がするので知る人ぞ知る、だと思いますがこの人もまた
相当なベース・マニアックスであります。今回のDVDではまず1曲目(実際の演奏
順と一緒かはわかりませんが)から(コンペティション・オレンジのムスタング)、
はやくも2曲目では(スラブ・ボディのプレシジョン:60年代中盤英国輸出仕様と
してわずかに製造された、「ジョン・エントウィッスルの」あのベース!)、中盤
では(サンバーストのプレシジョン)終盤チラリと(サーフブルー系のジャズベ)。
まあおそらく全て60年代のモノだと思いますが...。(友達になりたい。)
初回盤の特典には別会場でのライブも収録されていますが、そちらではおなじみの
(リッケン4003?)が活躍。ハッキリ言って足下の踏みモノも相当な数ですし、
大会場のライブということを考えると、これだけ持ち替えても意味はないのでは...
(変則チューニングとか、フラット張ってるとかあれば別ですが...)てかギタリスト
2人はほとんど持ち替えないし。(笑)つまり「アンタがしたかっただけでしょ?!」
的な、愛すべきベース・クレイジーぶりが微笑ましいのであります。(そういえば
どなたかのブログでヴィンテージ・フェンダーを譲ったら相手が田村さんだった、
みたいな記述を見かけたことがあったような...)

(中央)このブログでも何度となく取り上げておりますソウル・フラワー・ユニオン
10年ぶりのライブ・アルバム『エグザイル・オン・メイン・ビーチ』。2006年から
2009年のライブから選りすぐられた祝祭のための15曲!近年のシングルでもカップ
リングには必ず数曲のライブテイクが収録されていたのですが、やはり1枚のアルバム
として聴けるのは盛り上がりますな。今回は細かいことは書きません。夏フェス等で
たまたま観て気になった方はマストバイで。

(手前右)リザード『LIZARD IV』。22年ぶりのスタジオ録音!これも書き出し
たら止まらないなぁ。ストラングラーズのベーシスト、ジャン・ジャック・バーネルの
プロデュースによる英国録音の1st『LIZARD』をリリースしたのが79年の11月21日。
バンド自体の歴史はそれ以前、世はグラム・ロック時代に活動した「紅蜥蜴」に遡り
ますが、ここでは割愛。70年代末にFRICTIONらと「東京ロッカーズ」(←記録映画が
今年DVD化)と称され、英米の動きに呼応した(日本のパンク・ロックの草分け)を
担った重要なバンドのひとつであります。翌80年にリリースされたセカンド『BABYLON
 ROCKER』はもうバイブルのように聴きました。水俣病を題材にした(サ・カ・ナ)、
三里塚支援のイベントによく出演していたのもこの頃。その後メンバーのヘロイン所持
による逮捕、バンドをとりまく人間関係の崩壊...。ある世代には「反戦フォーク」が、
ある世代には「尾崎豊」が、「カート・コバーン」がそうであったかもしれませんが、
ワタシはやはり思春期にこの時期の音楽から「生きていくヒント」のようなものを
大いに受け取ったつもりでいます。リザードに関してはその後の活動も気にはしつつ、
ただ自分の中ではリーダー・モモヨ氏の各種の言動にはかつて抱いた幻想も崩れ、
すっかり過去のものとしてあったワケです。
 で、初期メンバー(ワカさんは当時のワタシのベース・ヒーローでもあります!)の
復活、ドラムには元ARBのキース(この人も前出のジャン・ジャックとは極真会仲間)を
迎えての新作。期待半分、不安半分で聴いてみましたが...。コレはないんじゃないかな、
やっぱり。CDの営業妨害をするつもりは毛頭ありませんが、コレを「円熟したロックン
ロール」とは口が裂けてもワタシは云いません。歌も演奏もヨボヨボなだけだよ。
かつて人生を(少しでも)変えられた一人として、書かずにはいられませんでした。
最後まで聴くのが辛かった。すみません。

(中央下)ザ・スリッツ!こちらも約28年ぶり、という新作『TRAPPED ANIMAL』
元祖ライオット・ガールズといいますか、「あふりらんぽ」の母といいますか、こちらも
70年代末の英国パンク・シーンから派生し、レゲエ/ダブともディープに接近し、最終的には
ジャマイカへと旅立っていった、世界でもっとも自由な女性バンド。(?)中心メンバーだった
アリ・アップは2005年に突如ソロ・アルバムを出し、当然それがダンスホール/DJスタイルの
レゲエ・アルバムとなっていたので、今回もその流れにあるアルバムといえるでしょう。当時は
「ぶっとんだ人たち」(笑)という印象でしたが、そういう意味では、こういった音楽がフツーに
聴ける(受け入れられる)時代になったなあ、という感慨はあります。衝撃の1st『CUT』の
Deluxe Editionなどというものも今回店頭で見かけて、本当はそっちの方に惹かれたのですが、
国内盤出ないかな〜と思い、保留に。

(左右奥)クラフトワーク!リマスター・シリーズが発売に。思わず店頭に並んでいた
BOXセットに手を出しそうになりましたが、予算の関係上ぐっとガマンしてとりあえず
不朽の名盤『THE MAN MACHINE』『TRANCE EUROPE EXPRESS』の2枚を。
まだ未聴でありますが、基本的にあのスカスカな電子音がリマスタリングで果たして
どのように変化しているのか、ある意味興味深いです。(笑)S/N比が向上していて、
かつアナログ的な太さが増していれば、個人的には面白いと思うんですけどね。
 
(手前左)Alec Ounsworth『MO BEAUTY』。my spaceなどのSNSから火が点いて
話題となった「Clap Your Hands Say Yeah」のフロントマンのソロ・アルバム。
clap-は面白いとは思いつつ、それだけならCDを買うほどではないのですが、この
アルバムのプロデューサーがワタシの敬愛する「LOS LOBOS」のSteve Berlin、
しかもニューオリンズ録音、ということで飛びつきました。
で、やっぱり好きです、このアルバム。かつてならデヴィッド・バーン(Talking Heads)
が描きそうな「アメリカ(NYやLA、ではない)におけるささいな日常の中の小さな狂気。」
なんか、そんな空気感を感じます。ソング・ライティングも優れているし、演奏も
凄腕のニューオリンズ勢が参加(リズム隊がギャラクティックのdsスタントン・ムーア &
ミーターズのジョージ・ポーターJr. ですよ!鼻血ブーっす!)、当然ながらロス・ロボス
ばりに音響にも配慮された仕上がりとなれば、コレはもう完全にワタシ好み。ラブっす!
輸入盤しか出てなくて残念ですが、これは今年のマイベスト入り確実。めっけもんでした!


BGM : 「MO BEAUTY」Alec Ounsworth ♪
 

| comments(4) | trackbacks(0) | 22:57 | category: 日常(CD/DVD編) |
# 「PIRATES ROCK」と「ANVIL!」を観る。
 
ROCKな映画を2本立て続けに観てまいりました。

『パイレーツ・ロック』は1966〜67年の英国で、一日に45分までしか
ポピュラー音楽をO.A.しない国営放送BBCに対抗して(当時「ラジオでレコードを
かけることは演奏家の仕事を奪うことである」という見解があり。海外は日本では
想像できないくらい演奏家のユニオンが力を持っていたりしたのですね。今はどう
なのかわかりませんが...)、洋上に停泊した海賊船から一日中ROCKやPOPSや
R&Bをかけまくり、若者を夢中にさせた海賊放送を舞台にした物語で。設定と
しては実話に基づいた部分も多いのだと思いますが

(青春)群像モノが好きで。

ロックンロールが大好きで。

ラジオで育った人間としては。

ツボに入らないワケがありません!

ラストに向けて、ちょっとドラマティックに持っていきすぎかな?とか思う部分も
ありましたが、的確な選曲がウソくさくなくて、こりゃ、ピーター・バラカンで
なくても絶賛だわ。(?)

例えば『さらば青春の光』(エンディングがイヤで、個人的には決して好きな
映画ではないのですが) のホーム・パーティのシーンで、THE WHOの
「My Generation」がかかった途端、会場が大盛り上がりする場面とか。

ロックンロールがもつマジックが的確に表現された場面にどうしようもなく
背筋がゾクッとしたり、ワケもなく泣けてきたりしてしまうワタシなのですが。

この映画でもストーンズの「夜をぶっとばせ (Let's spend the night together)」
が流れるシーンでは(ココロの中で)号泣です。

『スクール・オブ・ロック』でも『ハイ・フィディリティ』でもよいのですが、
こういう(ロックな)映画が決してマニアックな扱いでなく受け入れられる土壌
ってのはうらやましいもんだな。もちろんこういった主題でありながら、作品
自体がすばらしいエンターテインメントになっているってところも。

もう一回くらい劇場で観たいな。もちろんDVDになったら買いますとも。


で。「アンヴィル!」
こちらは実在するキャリア30年のメタル・バンドの現在を追ったドキュメン
タリーで。...こいつはリアルです。落ち目になってバイト?もしながら家族を
養いつつも、良い作品を作りたい、ロックスターになりたい、という夢を
追い続け...。

その夢を支え続ける家族や兄弟、世界中のファン、遠い日本のコンサート・
プロモーター、ましてやこの作品の監督が元々バンドのローディであったこと、
などなど、作品中の主人公のボーカリストのセリフにもあるように、
「人との絆があったからやってこれた」
的な主題が、決してキレイごとではなく赤裸々に映し出されます。

こちらは、観た人によって様々な感想があるんじゃないかな。
ワタシは結構考えてしまった。いろいろなことを考えてしまいました。
多分、ウチの嫁はんはこの映画、理解できないと思います。

「アンタはいつまでアンタのロックンロールを続けられるんだい?!」

...そんな風に問いかけられているようでもあります。

重い...重いよ。

でも間違いなく、観終わって映画館を出るときにはアンヴィルのCDを
買いたくなるのです。(爆)

物販コーナーに置いてなかったけど。(泣)


さて、次は「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」を観るぞ!


BGM : 「Metal On Metal」 Anvil ♪
| comments(4) | trackbacks(0) | 00:44 | category: 日常 |
# ampeg B-15s (とDECADE)

えー、その前に、弾いてきました「LA●LAND DECADE」
ちょうどワタシが店に着いたときに、まさに試奏せんとす!な方がいて
(shinmeiさんでは無いです、念のため/笑)いい案配に客観的な出音も
聴けてラッキーでした。で。やっぱり音はウチのに似てますね。当たり前
ですが。で、弾こうとして手に取ると意外や、軽い。ほかのLAK●ANDを
弾いたことがないですが、もっとズッシリした個体だと勝手に思ってました。
なので...ちょっとPUの個性が勝っちゃっているかな...。ただ、非常に造り
としてはよくできたモデルで、ネックの仕上げ等含め、これまた思った以上に
全てがスムースな仕上がり、と感じました。逆に、そこが個人的にはちょっと
物足りなかったりして。(もっと無骨な感じを想像してたんですよね...)
ということで、イイ経験をしましたが、今回はスルー。またウチのをいろいろ
いじってガマン?しようと思います。ためになるレポはshinmeiさんが書いて
くれると思うので...楽しみにしてマス!



ということで、先日タンスの奥から引っぱり出して以来、M-500と入れ替えで
我が家のリビングに鎮座ましましております「ampeg B-15s」の続編です。

こちらはオークションで入手したもので、はじめからヘッドのみ、ということで
出品されていたモノです。ご存知のように、本来はキャビと一体化しており、
ヘッド部を裏返してキャビの内部にすっぽりと収納できるように設計されている、
「PORTAFLEX」というスタイルで有名なモデルですね。ただ、我が家には置き場
もありませんし、逆に「願ったり!」ということで、通常相場としては20万中盤は
下らないだろう、というところを大分お安く入手できました。

B-15s7
 ←真上から見るとこんな感じで、意外と小さいのです。
 but、結構ズッシリと重い!ありがたみがあります。(笑)





B-15s4

背面図。

B-15s5

輸入業者:東海楽器製造(株)となっております。定格電圧100vの正規輸入品です。

製造年代など詳しいことはわからないのですが、どうやらコチラの
Guitar TribeさんのHPトップから、右の「Gallery」へ飛びまして、
いっとう下から2番目までドラッグドラッグしていきますと、B-15sが現れるの
ですが、こちらの個体とシリアルが非常に近い。ウチのが少し番号が若いです。
ということは、60年代のモノなのか...。この辺あまりキチンと自分でも調べて
いないのですが(あ、面倒くさがりなので...)。

入力は「チャンネル1」と「2」、それぞれに「ノーマル」と「ブライト」。
チャンネル1には「RESPONSE」というモードツマミがありまして、「BASS」
「FLAT」「GUITAR」の3モードが選択できます。つい「BASS」モードを選択
しがちですが、実は「FLAT」モードが結構イケます。ミドルがグッと色っぽく
なる感じで、個人的にかなり好き! で、「GUITAR」モードは音出ません。ハイ。
(ですが、このアンプ自体はギターをつないでも非常にイイ音がします。特に出力
を上げることで歪ませたナチュラル?クランチ気味のサウンドはタマランです!)

さてさて、で、チャンネル2がまた意外と穴場でして。(?)
ch1と同じく、コントロールは「Vol.」「Treble」「Bass」のみ、ですが
「RESPONSE」のバイアスが無いためか、はたまた気のせいか、ch1より出音が
ダイレクトで力強い感じがします。気のせいかな...?あまり使われていなかった
chなのでヘタってないというだけなのか。まあわからないんですけど。

で、やっぱりベスト・マッチングはコチラ↓ですね。

pb-ambeg

フラット張ってないのでJ・J仕様ではありませんが、そうでなくとも、やっぱり
イイ音です。多分お互いのイイところを引き出し合ってる。キャビとの兼ね合いも
あると思うので全く一概には言えませんが、ウチの「Briefcase」の5インチ2発の
スピーカーにつなぐ、という特殊な環境では(泣)、思い切って「BASS」ツマミ
をフルテン!というのもアリです。フルテンでないにせよ、目盛り換算して「8」
あたりからこれまた低音にグッと色気が出てまいります。もちろん、ドスが効いた
ような低音、ということではないですよ。(自称)Fenderianにとって「実にいい
塩梅」としか言いようのない魅惑の帯域の世界、なのでございます。

さて、そんなB-15sですが、悩みどころはやはりチューブ・アンプゆえの特性で。
ある程度の出力を出さないと、やはり本来の性能、魅力を充分に発揮しているとは
云い難い。家じゃそれはムリ。

だからといって、今日びのアンプほどパワーがあるわけもなく、(POWER OUT
PUT 60WATTS R.M.S.となっておりますが )リハスタでは他のパートや、ヘタ
したら生ドラムとも互角の勝負が厳しい...。(んー、キャビのせいだったのかなー。
もうちょい行けるのかなー。)

なので、プロの方も「もっぱらレコーディング用」という風に使用する方も多い
ようですね。

....じゃあシロートはどうすればいいのかしらん。(悩)

(でも愛してますっ!!)


BGM :「60wはぼくの頭の上で光ってる」 CARNATION ♪

| comments(4) | trackbacks(0) | 22:22 | category: Gears |
# モノホンの10年!
 
出たー!

モノホンの「LA●LAND Decade」です。しかもUSAです。暗黒星です。

久々に見たなあ。

以前Shore Lineのものが渋谷の楽器店に出たことがありますが
あっという間に売れてた記憶が。ワタシが気にするようになってからは
それしか見たことない...。

それくらい国内での流通は珍しいモデルかと。この青もいかにもL●KLAND
っぽい色だけどいいですよね。

...やっぱり中古でもコレ(価格)くらいはしちゃうのね。しちゃうよね。

ちなみに我が「なんちゃって Decade」はこちら

結構見てくれはよく出来てますよね。(自画自賛/笑)
興味深いのは、ポールピースの向きが真逆なところ。
未知のPUだったので、最初からあまり極端な位置にするのは止めようと思い、
ワタシは真ん中に寄せたんですけどね。一応、向きはどちらでもイケるように
ザグってもらってはいます。

しかし。

ああー。週末触りにいきたい。
買いませんよー。買えませんってば現金ではー。(←?)
それまでどうか売れちゃいませんようにー!


BGM :「OUR DECADE」 GODIEGO ♪


| comments(7) | trackbacks(0) | 01:31 | category: Bass(その他) |
# 9番打者:Schecter?/Sonic Custom Compornent JB type (その2)
 
仕事じゃなくって夜更かしするのも久々だなー。(嬉)

そんなことで長らくほったらかしていたこちらのエントリの続きをば。

schector16

ウォルナットのボディということで、重量感があります。おそらく元の
状態では5kg近かったんではないかと。メイプル・ネック(& ジュラルミン・ペグ)
に替えて、それでも4kg後半はあるのではと思います。(←体重計故障中)

音にももちろん影響しているでしょうね。アルダーよりもズッシリ、butヘヴィ・
アッシュほどのエッジは無いような感じかと思います。ネックをメイプルに替えた
ことにより、バランスは(ワタシの所有する中では)めずらしくボディに傾いた
ウェイト・バランスに。加えてサウンド的には歯切れが良くなった感じがします。
ただ、こうなるとペグはジュラルミンでなくともよいのですが...。機会があれば
普通に重量感のあるものに替えてもいいかなと思います。

加えて特徴的なのはシェクターUSAのPU、「MONSTER TONE」でしょう。

schector21

それぞれVol.ノブのPullでシングルにも切り替えられるスタック・タイプの
ハム構造になります。ポールピースも大きめ。ラーメンでも「豚骨」「こってり」が
基本のワタシとしましては(エエっちゅうの)、つい「ハム」状態をデフォルトと
してしまいます。当然ファットな音になるワケですが、何故か少し気になるハム・
ノイズがずっと消えません。アースが上手く取れていないのでしょうかね...。
(弦に触れた状態では出なくなります)

で、フツーのJBタイプのPU以上に、高さ調節が音に及ぼす影響が大きいように
思います。ココはちょっと慎重になるところでもあり、面白いところでもあり。
で、フロントのみにした場合、当然フツーのJBタイプより、よりプレベに近い音に
なるのも面白いですね。

あとはOPB(テレベ)よろしく、コイル面がカバーされていませんので、ちょっと
指弾きの際は気をつけたいところ。(別の個体でこのタイプのPU←MOON?が搭載
されたモノをオークションで入手しましたが、断線してました.../泣)


schector17  schector18  schector19


ウォルナットのボディは薄めの塗装とも相まって、イイ味出してますねー。
オヤジくさい?かもしれませんが、ワタシは好きです。

schector20
 元の指板はエボニーだったのですが、どうも見ため的にも、感触も
 樹脂っぽくて、個人的にあまり好きではないのです..。

 マーブル模様がハッキリ出たハカランダ指板は、たっぷり蜜が出た
 リンゴのようで美味しそうですね。(?)



ということで、我が所有するベースの中でも特にフランケン度が高いのですが、
これはかなりナイスな1本だと思います!

上手い人に弾いてみてほしいな〜。ソレを聴きながらココロの中で自慢したいです。
(ちょっと倒錯...)


BGM :「モンスター」 ピンク・レディー ♪

| comments(12) | trackbacks(0) | 04:30 | category: Schecter/Sonic JB |
# I ♡ ampeg !

ふー。
ここ数ヶ月忙殺された仕事がようやくひとやま越えました。
昨夜(今朝)もそのまま会社で撃沈...目覚めると14時。

あら!午前中からパシフィコ横浜に行こうと思ってたのに!

ということでボロボロの有様で行ってきました「楽器フェア」!

報告以上!(苦笑)
実質会場に居れたのが2時間半くらいだったので...(泣)。

どちらかというとお目当ては「プレミアム・ギター・ショウ」の方
でしたが、ギターのことはよくわかりませんが、ベース的には「特に...」
という感じでした。時間があれば、以前のエントリでも触れました
「デニスのテレベ」とか「ジェイソンのプレベ(レースセンサー搭載)」とか
山野楽器吉祥寺が擁するマスタービルダー系を弾いてみたかったですけどね。

まあギター系だけでなく様々な楽器に触れられたりしますし、家族連れでも
楽しめるイベントにはなっているのだと思います。

でも...出展者も来場者も。楽器好きの人たち、これで楽しいのかな?
もっと敷居を下げて、沢山のメーカーや、大小の楽器店が参加したほうが
ホントはいいですよね。もっといえば、一般の人にもスペースを解放して、
楽器フリーマーケットとか、そんなのがあればもっと楽しいんじゃないかなー。
(まあトラブルとかも起きそうですけどね...)

そんな風に思いましたけど!

ということで、神田商会のブースに出品されていました「ampeg Micro-VR」
を激撮してきました。(笑)なんか、試奏できるようなセッティングでもなく、
ちょうどブースに居たとき別のアトラクション中でせわしない雰囲気だったので、
ガン見のみ。

micro-VR2















  ←さて、これが実際はどれくらいの
  大きさかといいますと。





micro-VR1

  ←えー。
  右が大型冷蔵庫です。(笑)

  一人暮らしの方には
  左のモノで充分かと。

  定価が税込¥105,000-
  実勢は7万台ですね。

  一応ちゃんとしたお値段。
  
  ミニチュア感覚で手を出せる
  モノではありませんな。

  となるとやはり音がどうなのか
  ...気になるところです。

  
  さて、そんなことで。
  ampeg魂に火が点きました!



今夜は仕事しないぜ! 
ということで帰宅し、久しぶりに箪笥の奥から(違うけど)引っぱり出しました。

「ampeg B-15s」

B-15s1

ヘッドのみっす! なので、Briefcase のスピーカー部につなぐんす!

B-15s2

スタジオでは生ドラムに勝てないっすけど、音は最高っす。
全ツマミ、ガリ有。「RESPONSE」の「GUITAR」モード音出ない。
ボリューム11時くらいから歪みだしますが、こういうモノなのか、
故障なのか、いまだに確かめる術はないっす。(このキャラ何?)

B-15s3

もうこの時間、音は出せねえっす。真空管だけあっためとくっす。
また明日弾くっす。もちろんプレベとジャズベっす!(だから誰?)

(続く!)


BGM : 「WELCOME TO THE R&R SHOW」HOUND DOG ♪

| comments(4) | trackbacks(0) | 23:45 | category: Gears |
# 逢いたい時にあなたはいない?!
 
あいかわらずつぶやきに毛が生えたような状態のエントリしかあげられませんが。

週末に短い時間ではありましたが、新大久保めぐりをしてきまして。
特にめぼしい出物はなく、まぁちょっとした気晴らしにはなったかな、という
感じだったのですが。

その後フラフラとネットを探索していたら

あらこんなモノが!

当時MUSICMASTER BASSとセットで販売されていたアンプですかね。

このパターンに近いのですが、ギターアンプの方でFENDERのBRONCOという
70年代初頭の小型チューブアンプを持っています。ええ、PSE法騒ぎの時期に
手に入れたモノです。(笑) FENDER CHAMPが代表的な機種ではありますが、
CHAMPにトレモロがついたもので、ギターのBRONCOとセットで販売されていた
モノなのかな?規格数値上は決してパワーがあるとはいえないのですが、
チューブアンプならではの音圧感と色気があるアンプです。家でしたら殺され
ますが、フルテンでのクランチ・サウンドは大型アンプでは決して得られない
であろう(←どんだけの環境が必要かっつー) 魅力をもっています。

そのベース版?となるとちょっと興味深いですな!

とはいえ、デジマのサイトの方ではこちらの商品、すでに「商談中」となっております...。

ワタシが行ったときにはまだ店頭に無かったのによ。 ふんっ!
⇒11/12注)おやっ?いつの間にか商談中マークが消えたぞよ?よ?


でもって、それとは別に、こんなモノも!

黒バインディングの70's JBではありませんか。
先日ワタシがヤ●オクで敗れ去った黒バインディングではありませんか。(泣)
しかも4点留め時代なのにアッシュ・ボディで、4.8kgと少々重めで。イイ!
部品が結構変わっているとのことなのでPUとかもリプレイスの可能性大ですね。
でも、まあいいよなー。

ホントはナチュラルカラーではなくて、濃い目のボディ塗装の方が締まった印象で
好みですが...。(ウォルナット風の「ソウル・カラー」なら最高ですね。)

てか、これもワタシ行ったときには無かったじゃんよー。
(イイ歳して言葉遣いが悪いですよ。)


...なんでかなー。タイミング悪かったな。

いや、危ないところだった、ともいえるのか。

いやはや。

⇒11/5 追記:このJBも売れてしまったようです。週末時間があったら弾きにいきたいなと
思ってたのになー。はは。


BGM :「遠い街のどこかで・・・」 中山美穂 ♪
| comments(5) | trackbacks(0) | 00:21 | category: 日常(Let's Go 楽器屋編) |
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