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ということで本日オープン、G' CLUB SHIBUYA へ行ってきました。
BASS CENTER shibuyaはこちらのB1F。
店内は以前より大分広くなった分、あくまでも『G' CLUB(クロサワ楽器)
のベース売り場』としての役目も果たさねばならない(のだろう)という
ところで、以前の「厳選されたこだわりの逸品」も押さえつつ、より
一般的なシリーズが増え、品揃えは豊富になりました。
個人的には以前の雰囲気が好きでしたが(敷居が高い、というワケでは
ないけれど、ホントに好きな人しか集まらないような...ね。)、まあ
仕方ありませんね。
ということで、オープニング・セール「小物20% OFF!」
ここぞとばかり「Thomastik-Infeld」のFlat Wound を購入。
ピノ・パラディーノのアレ、なワケですが、そのうち62PBに張って
みようと思います。
と、ご祝儀?にもう一品、「リズム・コンビネーションを鍛えるための
演奏能力開発エクササイズ(ベース編)」DVDも。
教則モノはたまに買うんですけどね。個人的には、アーティストもので
「作品」としても楽しめるモノ以外あんまり面白かったのは無いなぁ。
「G' CLUB」のクロスをいただきました。(笑)
またお邪魔します〜。
BGV:「リズム・コンビネーションを鍛えるための演奏能力開発エクササイズ(ベース編)」アンソニー・ヴィッティ ♪
さてさて、いよいよクリーンアップの登場といきましょう。
まあ「王さんと長島さん、どっちがスゴいか」といった不毛な問いにも
等しく、この次に出てくるモノと単純に比較はできないのですが、まあ
気分(と購入価格/笑)ということで。
「Fender Precision Bass 1962」(slab board)
この先よほどのことがない限り手放すことはないと思うので
出自を明記してしまいますが、「BASS CENTER shibuya」さんで
購入したモノです。(笑)
実はコイツ、いやこの方を購入する数ヶ月前にも大きな買いモノを
してしまっていたので、HP上で発見した時点では「鼻息も荒く!」、
というワケではなかったんです。
その日は休日だったのですが、出勤する用事がありまして、そのついでに
「ちょっと弾いてみたいなぁ」と思って店に寄ってみたのでした。
(ですが、なぜかわざわざハンコを持って出たのですね...この心理は不可解ではありますが、
身に覚えのある方も多いと思います。/汗)
この方はオリジナルからだいぶ手が加えられた状態で、いわく
『ヴィンテージとしての価値は「?」ではありますが、より道具としての
手入れは行届いている訳で、切れ味は抜群な訳です。』
とのことで、相場からすればお安い(もちろん安くはない。)価格。
ちなみに変更点は
●ブリッジ交換 ●ピックガード交換(シールドアルミ版形状加工含む)
●4弦側コイルリワインド ●リフレット ●ナット交換
●ペグ付け直し(一部加工含む) ●ポット交換 ●ジャック交換 ●ノブ交換
●ワイヤリング一部修正 ●オーバーラッカー(リフィニッシュの可能性も大)
と、かなーりイジられています。
ですが。それをイジった方というのが(泣く子も黙る)、いや (鳴らぬ子も
鳴らす(?) )「ラムトリック・カンパニー」の竹田さんだというのですから
これはある意味「鬼に金棒」です。...っていうか、反則?
現在はラウンドに張り替えていますが、当初はフラット弦が張られてまして、
正しく「ファンク・マシーン、イェイ!」という風情。ですが実際に手にすると
「げ。こ、このローアクション・セッティングは...!」
はい。
「太く、イナタい」出音のまま、ローポジションからハイポジションまで
実に弾きやすく。これはこれで正しいモディファイであると実感せざるを
得なかったのです。「(左)手がネックに吸いつく感触」という言い方が
ありますが、まさにそんな感じで。実はオールドPBでは、それ以前に失敗した
ことがあり、少しトラウマがあったのですが、そのとき初めて「こういうこと
ですか!」と自分なりに実感できたのでした。
なんか、「レコード時代の名盤」を現代の巨匠エンジニアが丹念にリマスターした
再発CDを聴いているような。すり減ったオリジナルのアナログ盤よりも実は
原音に近く、微細なニュアンスや、ダイナミックスを肌で感じられているんじゃ
ないかという悦び、とでも言いますか...。
まあ早い話が、もうその場で欲しくなったワケです。
「困ったなぁ〜」と内心思いつつ、プラスティック製の四角いモノを差し出して
「ろ、ローンでお願いします。」とつぶやいてしまっていたワケです。
なんか周囲が生活感ありすぎでスイマセン...。
(続く)
BGM:「I Can't Help Myself」The Four Tops ♪
楽器との出会いは運命などと申しますが、「出会えなかった」のも
「 Fender Custom Shop MBS '63 Jazz Bass
Relic by Dennis Galuszka (Black) SHOW MODEL 」
....いやぁ、たまりませんなぁ。
クドイようですがパンク上がりなもんで、初めてベースを持った時から自分は
「ピック弾き」がメインです。しかもストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルに恋?をしてしまったもんですから、そりゃ始末が悪いですわな。
初めて聴いたのは「Xサーツ」というライブ盤でしたが、「何じゃこりゃあ!」
(by 松田優作)ってな衝撃、メッセージ性がどうの以前にあのデカイベースの音!
実際攻撃的なダウン・ビートを支える(支えられてなかったりもして.../笑)
70年代パンク/ニューウェーヴのベーシストたちは圧倒的にピック弾きが多かったですね。
(ちなみに、「ベーシストとしてのシド・ヴィシャス」をまじめに語るつもりは微塵も
ありませんが (笑)、来日もしたオリジナル・ベーシストのグレン・マトロックは
それなりにグルーヴィなテクニックもある「指弾き」のベーシストで。いやー指弾きで
「アナーキー・イン・ザ・UK」は.....ナシでしょう〜 (泣) 。)
パンクでなくとも、「子供ばんど」の湯川トーベンさんや「ザ・ロッカーズ」の
穴井仁吉さんなど「プレベをピックでブイブイと!」というタイプのベーシストには
子供心に実にシビレタものです。
とはいえ、歳もとり。ソウルやファンクなどのブラック・ミュージックも聴くように
なると、当然流麗な「ツーフィンガー」奏法にも魅了されるようになるのが
人の道というもの。
ええ。家でポロポロ練習はしているんですけどねぇ。
でも難しい。難しすぎる。
ピックで弾くにせよ、もう 「ギンギンにトレブリーでエッジの立った音」 はちょっと....
とお嘆きの貴兄(ワタシ)に神様は素敵なピックを与えたもうたのです。
それがこの「moon」のピック。EXTRA HARDの1.52mm。
「for Bassists」というシンプルなキャッチも泣かせます。
ご覧のように非常にソフトなシェイプです。
Fenderのピックと比べてみますと。(照明の反射を避けるため角度をつけた撮影で、
判りづらいかもしれませんが)
Fenderのピックが実にハイレグの水着のように見えませんかの?
(↑別のたとえはないのか)
ということで、当然ながら丸みを帯びたアタックが得られます。
指弾きのようなワケにはいきませんが、コレはコレで独自の暖かみと太さのあるトーンが
出せると思います!
1.52mmともなると当然ピッキングの際に「しなる」ということもないため、スラップで
いうところの「んぺっ!」の「ん」のような粘りは出しづらく、非常にまっすぐな出音、と
いうことになると思いますが...。
やー。ワタシはとても気に入ってメインで愛用しています。
難点は東京でもめったに店頭で見ないこと。見かけたら買うようにして、
あと「moon」さんの代理店でもある「MusiCrown」さんのHPからも以前は
「黒バージョン」が通販で購入...できたのですが (「1枚¥200」) どうやら
取り扱いが無くなってしまったみたい...?(泣)
とりあえずワタシは20枚ほどキープしています。そうそうすぐに減る(削れる)もの
でもないので、これだけあればしばらくは安泰でしょう。
当然それぞれの良さがあるワケなので、
ピック弾きしかできなくても恥じる必要ナシ!(笑)
このピックはイイですよ〜。
(でもツーフィンガーも練習しよ。)
BGM:「ROK IT TO THE MOON」 THE STRANGLERS ♪
(ストラップ!その2 から続く)
電話で速攻予約した「80's Mercedes Guitar Strap」を引き取りに
恵比寿のリペア&カスタムショップ「サイケデリズム」さんに。
ストラップ購入だけでなくたまに楽器のメンテナンス(リペア)でも
お世話になっており、店先でベースの話などをさせてもらうこともありました。
で、その日も用が済んで軽い雑談をしていると、「あ。いまお時間大丈夫です?」
と、こちらから頼んだワケでもないのに、まだ発売告知前出来立てホヤホヤの
「Modern J-Bass #006」を店の奥から取り出してきてくれたのです。おーカンゲキ!
このベースは「アッシュxアルダーxアッシュのラミネートボディ」
「Wilkinson GOTOH WB2V ブリッジ⇒弦裏通し」「PUはDelano/JC4 AL」
と、「That's Psychederhythm!」な仕様をもったJBタイプのモデル。
第一印象としては「おー!軽い。」 TOPとBACKがライト・アッシュというのが
ミソですね。ちなみにワタシはラミネート・ボディの楽器を全く持っていなくて
非常に興味があるのですが、「ラミネートならではの音の強さ(ボディ鳴り)が
得られる」とのこと。
で、サウンド的には「イナタイ」、というよりも結構「硬質」な印象を持ちました。
今回のモデルはリアPUの位置が若干ブリッジ寄りの、いわゆる「70's後半JB」的な
配置になっており、その影響かとも思います。ちなみにPUの「Delano」という
メーカーは、ワタシはあまり聞いたことのないブランドなのですが、主にヨーロッパの
楽器メーカーの間では非常に人気がある、と何かの記事を見たことがあります。
と、トーンのコントロールに「TBX」を使用。ワタシ、コレも初めてだったのですが...
イイかも。ちょっと興味深いぞ。どんな仕組みなのか調べてみようと思いました。
ちなみにこの一つ前の「#005」はチャットモンチーの福岡嬢がお買い上げに
なったとのこと。
「う〜ん、イイなぁ...。」
でも....お金がないので....。スミマセン。(泣)
しかし、ほんの5分ほど試奏させていただいただけなのですが、ヘンな汗が出ました...。
試奏....苦手です。(爆) 逃げ出したくなります。おまけに今回のような、「新品」
「ラッカー塗装」「高額商品」なんて、なおさらです。「傷つけたらイカン...」と
完全に腰が引けてます。でも...やっぱり弾いてみたいんですけどね。
さて、そのサイケデリズムさんでの雑談の中で発覚したのですが、
5月6日分のエントリーでワタクシ、Wilkinson by GOTOHのブリッジ「WB-2P」を
「裏通し・表通し兼用」と書いてしまったのですが、(というか完全にそう勘違いして
いたのですが)「WB-2P」は「表通し」のみ、のタイプとのこと。
よってワタシのCombat OPB typeに搭載した「WB-2P」はCombatさんが
裏通し用の穴を開けてくれたんですね、きっと。う〜ん、間違った情報を載せて
しまい、スミマセンでしたっ!
今月末には何本か売ろう...。
BGM: 「Last Love Letter」 チャットモンチー♪
近年「収集しとるのか!」という勢いで購入しているのが米「couch」製の
ストラップ。輸入元である恵比寿のリペア&カスタムショップ「サイケデリズム」さん
http://www.psychederhythm.com/1.htm
で、取り扱い以来数百本を売り上げているという、知る人ぞ知る人気アイテムです。
これも見ためがポイント。シンプルな1本ラインのデザインが気に入り、その後
「楽器の色に合わせて」入荷のたび欲しくなり、結局トータル3本購入。
「ブラックxホワイト」(中央)はオールマイティに。「マルーンxホワイト」(右2番目)は
サンバースト系に、「カーキxホワイト」(右)はゴールド系の楽器に合わせてみたり
してます。表面も裏面も同じで、割と「ツルツル」系の皮ですので、なじむまでは
少々滑りやすいかな。楽器によってはヘッド落ちを食い止められません。(笑)
その後ハンドメイドの種類も増え、「80's Mercedes Guitar Strap」なる限定品も登場。
コレは70年代後半〜80年代前半頃のメルセデスに使用されたビニール素材?の
デッドストックを利用したというストラップ。シート部分かなぁ?内装?足マット?
ちょっとしっとりした感触もあって、非常に面白い質感なんです。
で、その「青バージョン」を年初に購入。続いて先日入荷した「赤バージョン」も、
HPで紹介された翌日に即電話予約してゲットしてしまいました。ワタシのような
複数買いのリピーターも多いとみえ、このモデルは即日完売だったようです。
その頃のベンツを所有しているようなプレイヤーの方にはたまらないでしょうね。
ちなみにワタシはベンツはおろか、クルマの免許も持ってまへん。
...スイマセン。(泣)
そんなワケで、ベースも小物も、「見た目」にはこだわりたいですねー。
でもしばらくストラップは打ち止めかな。(苦笑)
その「80's Mercedes Guitar Strap」を引き取りににサイケデリズムさんに
伺った時のことをまた次回に...。
BGM:「DON'T TALK (Put Your Head On My Shoulder)」 THE BEACH BOYS ♪
最近またストラップを立て続けに購入しました。別にライブをする訳では
ないので、「衣装に合わせて...」とかそういうことではないのですが、
年月を経てそれなりの本数になってしまいましたね。
昔からずっと使っているのはリッケン・タイプ?の細いベルトタイプの
ものです。PUNK/NEW WAVE系のミュージシャンはほぼ例外なく
このタイプだったような気がしますし、60年代のビート・グループや、
もっと言うと50年代のロック黎明期の人たちも映像で見る限りほぼ
このタイプ。ビンテージ・スタンダードということですね。そもそもが
昔はそんな重い楽器も多くはなかったでしょうし、ストラップなんて
「肩ヒモに毛が生えた」この程度のもので充分だったんでしょう。
個人的には、やはり見ためで断然このタイプが好きです。
ということでこのタイプも何代目かになりましたが、現在使用しているのは
英国製「KLONDYKE」のものです。肩に当たる部分のパッドは、結局
演奏中ズレてきたり、そもそもあまり負担軽減になるほどしっかりした
モノでもなかったような気がするので、外して、その後どこかへ行って
しまいました。
その昔、普通に楽器店で購入しましたが、最近あまり見かけないなー。
コレは細さも、長さ調節もほどほどの塩梅で、皮もいい感じにくたびれて、
イイ感じです。どこかで見かけたらもう1本くらい買っておこうかな...。
で、最近このタイプの仲間入りをしたのが米「JODI HEAD」。洋服なども
そうなんですが、ワタシ、パイピング処理を施されたアイテムが基本とても
好きでございます。(笑) コレもオークションで見かけてそのままGET。
ただ極細タイプなので、ストラップ・ピンにはめると、その部分だけ幅が
広がってしまって、そこがちょっとカッコ悪いですね。(笑)
ですが、やはり重いベースのときはこのタイプでは正直シンドく、
ラクチンなのも1本ほしいな、と思ったところにこれまたオークションで
見かけた米「BLUE NOTE」製のストラップ。見ためもシンプルで威圧感がなく、
軽いし、ソフトなホールド感もOK!でした。
やはり機能性も重要、ですよね。(笑) これも気にいっています。
...ってか、全景が見えるようにストラップの写真撮るのって難しいなあ。(苦笑)
(続く)
BGM : 「THE WEIGHT」 THE BAND ♪
2番打者:Fender Mustang Bass 1967 (その2)
前回、「自分の基準であり、理想がここにある」と書きましたが
これは「ムスタング」のみを指しているワケではなく、「60's Fender」を
指していたワケでして...。(苦笑)
そこまで「ムスタング・ベース」を神格化するつもりは...ナイです。(笑)
一時期より少し落ち着いてきたようですが、それでも程度の良さげなモノは
20万後半〜30万円台で市場に出たりしてますね。はて、その金額を出せる
のならば他にいくらでも良いベースがあるでしょう。(笑)
実際、現役3ピース・トリオのギターロックバンドのベーシストの子に
コイツを貸してあげたことがありましたが、見事に不評でした。(苦笑)
思うに
「大人数編成のバンドで、ベースだけでボトムを支える必要がない。」
とか
「空間を重視するアンサンブルや、シンプルな「歌モノ」で、ベース(LOW)の
存在感がありすぎるとうるさくなってしまう。⇒デッドでタイトにキメたい!」
みたいな。
個人的にはそんなときに使ってみたい、かな?
(いまのところどちらの機会もありませんが...)
ミュートなども効果的に使って、あくまでもピック弾きで小気味良く!
しっかり弾かないと全く聴こえてきませんよ〜。
そんなイメージです。
そう考えると一度コイツにフラット・ワウンド弦を張ってみたい気もする
のですが、まだ試したことはありません。やっぱりフラットは値段も高いし、
それにミディアム・スケール用のフラットって見たことないですわな。
(←ヘフナー用ってソレ?)
加えて、音程感が余計に出ずらくなる気もしますねー。どうなんでしょうか。
....とかなんとかもっともらしいことを書いてきましたけれども、
(ワタシも含め)大半の人は
「ルックスが好きだから〜!」
が購入動機の第1位、だと思います。(笑)
ムスタング使いの変態ベースおじさん、CANのホルガー・シューカイも
ベーマガのインタビューに答えていました。
「自分の楽器に対して、あまり真面目に考えないようにしなさい(笑)。」
...なんだそのオチは。(苦笑)
↑ホルガーおじさん。ストラップ・ピンの位置に注目。(笑)
購入後しばらくして、「んー、ちょっとパンク仕様にしてみるかー」と
スプレー缶でピックガードを黒く塗ってしまいました。やはり後悔して、
嫁にマニキュアの除光液を借りて必死に落として、元の状態に。
終わった頃には脳ミソがクラクラしました。もしかして元の状態より
オールドな風合いが出ているかも...。新品のベッコウ柄をレリック風に
仕上げたい方はお試しあれ。(?)(←当方、責任は持ちませんよ〜)
BGV:「CAN DVD」 CAN ♪