「WAL is BACK !」ということでついに昨年待望の再生産が開始されたWAL。
拙blogのアクセスログを見ても常に検索ワードの上位に名を連ねる存在です。
(もっともあまりにポピュラー・ワードな「Fender」でググったところで、このblogには当面辿りつくことはない...単にそういう問題ですが/苦笑)
こちらのblogでもちょっとご無沙汰...。さすがにWALは居間に出しっぱなしはなんとなくためらわれるのでちゃんと?ケースに入れて保管していたこともあり、最近あまり弾いてなかった(汗)...ってなこともありまして、オールドのPBやJBに張っているとつられて長持ちする?!ハズのトマスティックのラウンド弦もかなりDEATH状態...。
ここはまた弦を交換がてらいろいろチェックしてみましょう!!
Gibson Les Paul Singnatureに「045-100」の弦が張られて戻ってきて以来、実はちょっとこのゲージの弦に興味が。プレベ系に関しては「045-105」にこだわりたい気もしますが、それ以外では「-100」も試してみようかなぁ、と。加えて現在殆どのスタメン・ベースに張っているトマのラウンド弦ですが、「ちょっとゴリッといわせたい」系のベースには違う弦の方が合うのでは、とも思っていました。
なので今回は巷のベースブロガー界隈で人気も高い「R.COCCO」で試してみよう、と。
早速弦を外してみまして。ローズ・ネックはこんな感じ。↓ (オイル塗りたて注意報)
さて、こちらのWALも入手以来、特に不具合は特に感じなかったこともあり、お腹の中を覗いたことがありません。この機会に覗いてみましょう!
で〜ん!!...おやっ?!
......えっ?!!?
「電池がいますよ?!」前オーナーさんによると「購入時店員さんからは"電池を入れるスペースはありますが、パッシヴです"と説明を受けました」 とのことでしたので、てっきり電池は入っていないものとばかり思っていました!うむむ。以前のエントリをご覧になっていたWAL通の方々は「...わかってねぇなーコイツは」 と思ってらっしゃったかもしれませんね。(冷汗)
サーキットまわり全景はこんな感じです。
見慣れたFender系の回路に較べれば充分「エレクトリック!」(笑) な面持ちですが、その後のMACHシリーズ等に較べれば1PUということもあるでしょうし、シンプルともいえるのかと。
えーと。「ジョン・ニコルズ」さんってどなたでしたっけ?
ちょっと調べてみよう...。
シールと照合するような彫り物。
で、電池交換後の音ですが、基本はそんなに電池くさい(人工的な...っていうと語弊があるな...) 音ではなく、さほど以前と変わりない気はしましたが、トーンの可変域は拡がった感じがします。
....それ位ですかね...?
ちなみに以前店頭で弾かせていただいた(元shinmeiさんの愛器/笑) のMACHはトーン・コントロールというより「フィルター・オバケ」(爆) という感じで、完全にエフェクターの域といった印象でしたが、さすがにそこまでのものではありません。
なので、アクティヴといっても「トーンの可変域」「ノイズ低減」くらいの特徴なのかなーと。いまのところはそんな印象ですが、また引き続き探っていきたいと思います。
Vol./Tone の各ポットはこんな感じです。ちゃんと英国製!
あ。R.COCCOの弦。すっかり「アクティヴの衝撃!」に持っていかれてしまいましたが、良さげではありそう。ダダリオほどビンビンではない感じですが、トマのラウンドより合っているかもしれません。まあどんな弦でも(ハズレでない限り) 張りたては気持ちいいもんですけどね。経過観察のほうが大事だな。(何のインプレにもなってない....)
さて、ワタシはshinmei_t さんのtwitter上で知ることとなったのですが、(ワタシはtwitterやってませんけど) ex. JAPANのベーシスト「MICK KARN」氏が現在癌に冒され闘病中、残念ながら深刻な状態ではあるようで、現在
サイトの方では支援の要請なども行われています。日本でも、親交の深かった土屋昌巳さんや屋敷号太さん、佐久間正英さんらがアクションを起こしているようです。
ワタシも世代的にはドンズバ、大好きなベーシストのひとりです。
WALにかこつけて本日書きたかったのは実はこの件。一日も早く健康を取り戻されることを祈っています。
http://www.mickkarn.net/
BGM : 「Three Part Species」 MICK KARN ♪